世界的なパンデミックによって、社会・経済そして人々の生活のあり方までもが大きく変わった2020年。この特殊な年はサイバー攻撃者に対しても、必要性が更に高まった通信ネットワークを悪用する機会を与えたのに加え、サプライチェーンや重要なインフラに様々な攻撃機会を与えてしまうことにもなった。
このように世界的に重大な脅威が検知された2020年だが、そのほとんどの攻撃は、ネットワーク監視ソフトウェアのバックドアを利用して政府や民間団体を攻撃するものであり、そうした攻撃を予測することの難しさを浮き彫りにしてしまった。
本資料では、同年にIBM Security X-Forceが収集した大量のデータを分析し、脅威の全貌とその変化に関する年間の調査結果を収録した「X-Force 脅威インテリジェンス・インデックス」について解説している。過去1年間に発生した脅威の状況を把握し、次に起こりうるあらゆる脅威に備えるための手掛かりとしていただきたい。
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