サイバー犯罪者あるいは国が後押しするグループが仕掛けるランサムウェア攻撃が、この10年で変化してきている。かつての「迷惑行為」というニュアンスから、公共・民間企業を標的とした高度な暗号化機能を持つ高度化したマルウェアによる攻撃へと「発展」しているのである。脅威情報は一定の役割を担うものの、業界、地域、企業規模を問わず、ランサムウェア攻撃による被害は発生し得る。この資料は「ランサムウェア 対策決定版ガイド 2022」として、IBM Securityがランサムウェア攻撃への対策についてまとめたものである。ランサムウェアの知識と防御を強化するためのガイダンスとしての使用を想定しており、ランサムウェア対策を検討するあらゆる企業にとって役に立つ情報となっている。