企業システムの中でストレージは、データの読み書きや蓄積場所としての機能を担う。その製品が「今後のビジネスを加速させるキーテクノロジーになる」というと少し大げさに聞こえるかもしれない。しかしSSDのGB当たりの単価が急落し、SAS HDDの価格に急接近してきたことによって、オールフラッシュストレージの普及が進み、大きな可能性が生まれてきた。
その可能性とはIoTなどから生まれるビッグテータを背景としている。一般にSSDはレイテンシでHDDの1000倍、IOPSで100倍の性能を持つ。価格差がほぼ同レベルになっているのに、飛躍的な性能を手に入れることができるわけだ。自社でフラッシュストレージを利用するにせよ、これを活用した外部のデータセンターを利用するにせよ、低コスト、短時間でビッグテータ分析をどの企業も実施できる時代に突入したといってよい。
もちろん、フラッシュストレージは分析用だけでなく、バックアップやバッチ処理などのデータ処理業務にも大きなメリットを提供する。しかし、フラッシュストレージに弱点はないのか。またあるとすればどんな点に気を付ければいいのか。
本Webセミナーは、サンディスクと日本ヒューレット・パッカードのスピーカーによるフラッシュストレージの今後を解説したものだ。それによると、2017年はこの分野にとって大きな転機になるという。
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