新型コロナウイルスワクチンの提供で知られるモデルナは、データドリブン方針を軸にしており、治療薬の製造、承認、配布といった主要なプロセスにデータが極めて重要な役割を担うと認識している。モデルナの AI 担当幹部は「モデルナのデジタル方針は、最も優れた統合可能なソフトウエアを最適に組み合わせて利用すること」と話す。同社は Amazon Redshift にデータを格納し、リアルタイム ETL に Etleap、モデルの構築やデータ探索に Looker を活用し、他のツールでそのデータを利用できる体勢を取っている。特に Looker は、多様な SaaS アプリケーションとの連携が容易で、アクションにも繋がりすい点から、既存のツール活用を活かすモデルナのマルチクラウド戦略と合致しているという。
本資料では、データドリブンの取り組みにより、臨床試験における多様性を高めたり、調査の全体像を確認して原因分析とコラボレーションを強化したりなど、モデルナのマルチクラウド戦略で実現された効果を詳しく解説している。
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