自動運転のレベルは0~5の6段階が定義されている。人が部分的に操作する「レベル1」から、完全自動化する「レベル5」まである。この定義をITインフラにあてはめると、例えば、レベル1は「スクリプトとAPIを使用したライフサイクル管理」、レベル2は「管理システムが自らポリシーを実行する高度なライフサイクル自動化」、レベル3は「コンテキストを認識した高度なポリシーを制御とクラウドと連携したテレメトリーの規模な監視と分析」、レベル4は「管理システムのクラウド化とあらゆる環境の最適化、AI活用」などとなる。本資料では、ITインフラを自動化レベル3以上に高度化していくために求められる「自律型コンピューティングインフラストラクチャ」の構成要素や適用条件、具体的な実装方法などを解説している。