20年以上にわたり培ってきたインターネットインフラサービスの経験をいかしたICTインフラ事業を展開するクララオンライン。同社では、長年手掛けてきホスティング事業によって、顧客向け物理サーバーの数が数千台規模に拡大。その保守運用にも多くの工数とコストがかかっていた。
そうした課題を解決するため、仮想環境への移行を検討したものの、大規模な仮想化基盤の構築・運用に精通した技術者の確保が求められていた。
そこで同社は、ハイパーコンバージド インフラストラクチャ(HCI)に着目。段階的にHCI基盤への移行を進めた結果、物理サーバーのラック数を大幅に削減して高い収納率となり、圧縮・重複排除技術によりディスク容量を従来比1/2に削減できた。また、大規模基幹システム向けの新しいインフラサービスを提供することを可能にした。同社の仮想化基盤移行の詳細をみていこう。
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