1935年に設立されカナダオンタリオ州の6つ拠点で地域住民向けに公衆衛生サービスを提供するEastern Ontario Health Unit(EOHU)では、バックアップに課題を抱えていた。EOHUでは、予防接種や飲食店向け保険衛生指導、啓発用ビデオ作成、オンラインライブラリなど多様なサービスを提供するが、サービスを提供するうえでは、個人情報保護と電子文書法(PIPEDA)や個人健康情報保護法(PHIPA)などを遵守しながら、ランサムウェア攻撃などからデータを保護し、データの主権性を確保する必要があった。そこで採用したのが、プライベートクラウドを活用したBaaS(Backup as a Service)とDRaaS(Disaster Recovery as a Service)だ。
本資料では、ランサムウェア攻撃に対抗するために公衆衛生当局のEOHUがどのようにセキュリティとデータ保護対策の取り組みを推進したのかを事例として紹介する。
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