いま大学教育の世界では、ノートPCの持参に代わる最先端のICT活用のあり方が求められている。2001年という早い時期に全学生にノートPCを貸与するなど、先進的な情報教育で名高い多摩大学もまた例外ではないようだ。
まず同大学では、学生がPC作業を行うためのデスクトップ環境として、2018年にDaaS(Desktop as a Service)」の利用を試験的に開始した。しかしながら、講義開始直前などアクセスが集中するタイミングではなかなか接続できなかったり、一部の重いアプリがうまく動かなかったりと、スペック上の制約などがたびたび問題になった。そこで多摩大学では、LenovoのHCI製品「ThinkAgile VX3320」を使用して学内にVDI環境を構築し、ノートPCに代わり全学生へ仮想デスクトップ環境を提供することに成功したのである。
本資料では、かつて同大学が抱えていた課題と、そうした課題をLenovoのHCI製品を用いることでどのように解決できたのかについて、担当者の声を交えて解説している。大学教育におけるICT活用の最先端をぜひ知っていただきたい。
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