IDCグループが世界的に実施したリサーチによると、2021年は「マルチクラウドの年」として位置付けられるという。年内に大半の企業がクラウドシステムをデフォルト環境として、オンプレミス、オフプレミス、パブリック及びプライベートクラウドの各分野に渡って実装することが予想されているのだ。そしてさらに2022年までには、世界中の企業のうち実に9割以上が、従来のプラットフォームにマルチクラウドを融合させることで、新たなインフラのニーズに対応するとみられている。
そうしたなか企業のIT部門には、ネットワーク・アズ・ア・サービス(NaaS)を活用して、堅ろうなクラウドベースのデジタルインフラの構築を実現することが求められているのである。本資料では、どのようにして企業がNaaSのプラットフォームを、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)やネットワーク仮想化(NFV)、そしてSD-WANテクノロジーと連携させることで、アプリケーションパフォーマンスを向上させつつ、総保有コスト(TCO)を抑えながらクラウドがもたらすアジリティを活用しているかについて検証している。また、企業がマルチクラウド戦略を実装する際に、直面しがちな障害についても紹介しているので、大いに参考になるに違いない。
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