さまざまな領域でのクラウド活用が進んでいるが、今なお基幹系システムのクラウド化には二の足を踏む企業が多いと言う現実がある。その理由の一つが、クラウド化を検討した際に算出されたコストにある。実際に多くの場合、従来のオンプレ運用よりも高くなってしまっているのだ。また、移行プロジェクトや、その後の運用のための人的な負荷増大も無視できない問題だ。しかし、もし現在のシステムがVMware製品によって仮想化統合されているとすれば、この課題については話が違ってくる。VMware Cloud on AWSに代表されるVMware Cloud ソリューションを活用することで、効率的なクラウドシフトが実現するだけでなく、クラウド移行後の運用面でも、オンプレ運用時とかわりない方法で運用管理ができる。これにより、基幹系システムのクラウド化の障害として良く聞く「クラウドは運用が難しい」といった課題が解決するのだ。
しかし、もう一つの課題はまだ解決していない。運用面から見ると、これまでオンプレミス基盤のうえで動いていたシステムが、クラウド基盤にのる事でデータセンターなどの物理面のコストを削減する効果は期待できるものの、システム構築の視点から見ると、本当に必要なサイジングができておらず、「ムダに」コストをかけてしまっていることが多いのだ。もしムダを省き本当に必要なサイジンズができれば、クラウドは決して高いというわけではない。
ではなぜこうしたミスマッチが起きてしまうのか。それは多くの場合、クラウドへのノウハウ不足からくる先入観である事が多い。しかし、残念な事は、そうした先入観を解消できずにクラウド化を諦めてしまう企業も多いという事実だ。
本資料では、そうした企業がもつ課題の解決策として、多くの企業のクラウド化をサポートしてきたJBCCの大島氏、長門氏へのインタビューから、クラウド化を邪魔する要因の整理、解決へのアプローチを紹介。さらに、同社が展開する600社以上の実績からの知見と根拠にもとづいたサイジング、移行、運用までのフレームワーク「ITモダナイゼーション クリニック」について紹介。その特徴やメリットを解説している。
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