本資料は2022年12月15日に開催された、「ITセキュリティフォーラム2022 Winter法的リスクから見るデータ保護および証拠保全の重要性」のSESSION 1講演資料となります。
企業活動において、情報セキュリティの占める位置づけは、非常に重要な役割を果たしています。企業活動は、保有する情報資産をどのように活用するか、というデータガバナンスの観点からとらえることができます。データガバナンスにおいて、インシデントが発生した場合に、企業にとっての法的適合性や社会に対する説明責任の観点から、どのように対応するかという問題は、きわめて重要な位置を占めます。このような観点から、具体的にセキュリティインシデントが発生した場合における対応や法的な要求事項を中心に、普段からどのようなことを心がけておくべきか、また、どのような体制を整備するべきか、ということを考えてみます。
【講演者】
弁護士法人駒澤綜合法律事務所 所長
弁護士
高橋 郁夫氏
ホワイトペーパー