サービスプロバイダは今後5年間でIMSに101億ドルを投資

株式会社データリソース 2006年06月13日

米国の調査会社ABIリサーチは、モバイルオペレータが今後5年間でIMS設備に投資する合計金額は101億ドルであると、報告している。

ニューヨーク州オイスターベイ、2006年6月7日
米国の調査会社ABIリサーチは1年前、IPマルチメディアサブシステム(IMS)を、通信市場を新たなレベルに押し上げるジェットエンジンに例えた。1年経った今もその評価は変わらず、IMSの商用化は現実的な段階に来ている。同社の調査レポートによれば、モバイルオペレータが今後5年間でIMS設備に投資する合計金額は101億ドルであるとのことである。その結果、運営費の削減とIPサービスによる新たな収益によって、多額の利益がもたらされるだろう。2011年には、オペレータはIMS対応アプリケーションによって世界市場で496億ドルのサービス収益を得るとABIリサーチは予測している。

「固定ネットワークのIMSによる加入者一人当たりの平均売上(ARPU)において、リッチボイスサービスは最大シェアを占めるだろう。今後5年間にモバイルオペレータは、Push-to-Talk、双方向型ゲーム、ウェブ閲覧、リッチボイス、コンテンツのストリーミング、マルチメディアのインスタントメッセージングなどの多様なサービスを導入するだろう」とABIリサーチのアナリストIan Cox氏は言う。「2005年、固定とモバイルネットワーク間の音声通信のシームレス接続や統合PBX機能の標準化など、IMSへの移行戦略は着実に進歩した。またIMSとウェブサービスの統合、そして多様なユーザー向けの安全で信頼性の高い課金ソリューションの開発も進んだ。しかし、IMS、サービス配信プラットフォーム、セッションボーダーコントローラを正式に連携させるには、さらなる取り組みが必要だ」とCox氏は言う。

ユーザーにとって、IMSはVoIPなどの多くの新しいサービスがSIPベースのネットワーク上で提供されるという利点がある。個々のサービス、たとえばインスタントメッセージングは、ユーザーが他のユーザーの存在を確認できるため、同時に別のサービスとしても利用できる。また、固定と無線ネットワークで利用できる単一デバイスが実現するだろうとCox氏は言う。

ベンダにとってはIMSによってそれぞれの分野の企業が相互に連携し、すべてのサービスプロバイダが導入可能なアプリケーションと機器を独自に開発することが可能になる。また、IMSを用いれば短期間に新しいサービスを試験的に導入して、加入者が集まらなければ中止することが可能である。全加入者の情報をひとつのデータベースに保持することで、複数のアクセス技術を用いた複数のサービスの運用費を削減できる。

ABIリサーチの調査レポート「固定/モバイルオペレータのIMS(Internet Protocol Multimedia Subsystem)コアネットワーク:ベンダの展望、オペレータ戦略、統合アプリケーション、IMS導入を促進する経済要因」は、IMSの世界市場を調査している。2011年までの加入者数、加入者一人当たりの平均売上(ARPU)、サービス収益、設備投資等の市場の将来性を予測している。この調査レポートは、ABIリサーチの年間サービス「無線インフラ年間リサーチサービス」と「IPネットワーキング年間リサーチサービス」の一環として提供されている。


◆調査レポート
固定/モバイルオペレータのIMS(Internet Protocol Multimedia Subsystem)コアネットワーク:ベンダの展望、オペレータ戦略、統合アプリケーション、IMS導入を促進する経済要因
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◆米国 ABI リサーチについて
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