【2005年11月8日 米国カリフォルニア州クパチーノ発】 Software Delivery Optimization(SDO)のためのオープンプラットフォーム・ソリューションのグローバルリーダーであるボーランドソフトウェアコーポレーション(NASDAQ NM:BORL、本社:カリフォルニア州クパチーノ、以下:ボーランド)は、11月8日(現地時間)、トッド・ニールセン(Tod Nielsen)が社長兼CEO(最高経営責任者)に就任したことを発表しました。ニールセンは11月9日付けで業務を開始します。ニールセンはボーランドの取締役会にも参加します。ソフトウェア開発のソリューション分野で経験豊富で熟達した経営幹部であるニールセンは、Microsoft Corporation、BEA Systems、およびOracle Corporationの各社で幹部クラスの役職を経験してきました。
ニールセンは本日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催されるボーランドの第16回の開発者向け年次総会(Developer Conference)で、午前9時(太平洋標準時)、開会のご挨拶をする予定です。
ニールセンは、次のように述べています。「この時期にボーランドの一員となることは、私にとって大変意義のある機会です。ビジネスの成長がIT戦略に大きく依存するようになるにつれ、予測・管理・再利用可能なソフトウェアのデリバリーがこれまで以上に重要になってきています。開発プロジェクトは、ビジネスニーズに的確に対応しなければならないという課題に直面しています。私は、ボーランドがこのような課題への対応を支援できる最適な企業であると確信しています。ボーランドは、アプリケーション開発の代名詞として知られる豊かな歴史を誇り、ソフトウェアデリバリーの未来に強固なビジョンを持つ企業です。お客様がソフトウェアから最大のビジネス価値を生み出せるよう、ボーランドの社員とともに貢献することを楽しみにしています。」
取締役会長のウィリアム K. フーパー(William K. Hooper)は、次のように述べています。「トッド・ニールセンを当社の新しいCEOとして迎えることを非常に嬉しく思います。取締役会は、当社のターゲット市場における彼の豊富な経験、有力なソフトウェア企業での実績あるリーダーシップ、そして、より良いソフトウェア開発の必要性に注力する情熱に感銘を受けています。ニールセンのリーダーシップのもとで、ボーランドはSoftware Delivery Optimization(SDO)ビジョンの追求を推進し、引き続きお客様の成功を支援していくことを確信しています。取締役会は、2005年7月から当社の暫定CEOの任務を果たしたスコット・アーノルド(Scott Arnold)に心からの感謝と敬意を表します。過渡期において有能なリーダーシップを発揮し、第3四半期の業績向上を達成し、Software Delivery Optimization(SDO)戦略を継続的に推進した業績を、私たちは高く評価しています。スコットの献身と努力に心から感謝します。」
ニールセンはこれまで、Oracle Corporation(NASDAQ NM: ORCL)でマーケティングおよびグローバルセールスサポート担当上級副社長を務めました。このほか、OracleデータベースおよびOracle Fusion Middleware製品ラインを含むサーバー技術製品のマーケティングサポートを担当しました。
Oracle以前には、BEA Systems(NASDAQ NM: BEAS)においてCMO(最高マーケティング責任者)兼エンジニアリング担当執行副社長を務めました。同社では、すべての研究開発業務に加え、BEAのワールドワイドマーケティング戦略とオペレーションを担当しました。在任中、マーケティング組織を再構築し、BEAをインフラプラットフォームのベンダーとして戦略転換するよう推進しました。また、エンジニアリングへの投資を促進し、顧客や社員と積極的に関わりを持ち、組織全体の変革と業績に貢献しました。ニールセンはCEOを務めた個人企業CrossgainをBEAが買収後、BEAに入社しました。
さらに、ニールセンは、Microsoft Corporation(NASDAQ NM: MSFT)でも12年間、データベースおよび開発者ツール担当ジェネラルマネージャー、開発者ツール担当副社長、そして最後にMicrosoftのプラットフォームグループ担当副社長など、さまざまな任務を遂行しました。マイクロソフト社に在職中、インフラおよび開発者主導のテクノロジーに重点を置き、ビジネスの多くの部分に取り組みました。また、大規模な部門や組織の戦略立案とリーダーシップの確立、製品の定義および開発、個々のソフトウェア開発者や顧客との緊密な協業によるマイクロソフト社の技術サポートと導入などを経験しました。
■ ボーランドについて
ボーランドソフトウェアコーポレーション(NASDAQ:BORL)は1983年の設立以来、世界的リーダーとしてプラットフォームの独自のソリューションを提供しています。Software Delivery Optimization (SDO)というビジョンに基づき、ソフトウェアの事業価値を高めるために必要とされる「人」、「プロセス」、「技術」、の連携を強化するソフトウェアとサービスを提供することで、プロジェクトの成功率を向上させます。「最適なソフトウェアを、予定通りに、予算内で提供する」ご提案につきましては、ボーランドのウェブをご覧ください。 (リンク »)
すべてのBorlandブランドおよび製品名は、米国またはその他の国におけるBorland Software Corporationの商標または登録商標です。その他すべての名称やマークは、その所有者に帰属します。
■免責条項(Safe Harbor Statement)
この文書には、1995年の米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)を含む連邦証券取引法(Federal Securities Laws)に定める「将来的な予測(forward-looking statements)」が含まれています。過去の事実に基づいた記述以外は、すべて将来的な予測です。将来的な予測とは、Borlandの将来的な財務能力、歳出、収益、購入物、買収、コスト、製品開発計画、世界的展開計画、予想される顧客層の規模、Borland製品に対する需要、Borlandによって開発・市場投入または販売される製品の新しい技術および潜在的機能に対する既存顧客または潜在的顧客による受け入れ予測もしくはそれによって予想される利益、ソフトウェア産業における市場および技術的な動向ないしさまざまな経済的およびビジネス上の動向などに関連するものですが、これらだけに限定されるものではありません。このような将来的予測に基づく記述は現時点における予想に基づくものですが、この予想にはいくつもの不確定要素およびリスクが含まれ、実際の事象または結果はこれと大きく異なることがあります。実際の事象または結果が予想と大きく異なる要因としては、特に次のようなものがあります。一般的な経済的要因と金融市場の状況、一般的な産業界の傾向、コンピュータソフトウェア製品およびサービス市場における競争によるBorlandへの潜在的影響、Borlandが関わるソフトウェアおよびプロフェッショナルサービス市場の成長率、Borland製品の需要に対して悪影響を及ぼす恐れのある急激な技術的変化、顧客需要の変化、Borlandによって開発・市場投入・販売された製品またはサービスに対する市場の受け入れ、予定された製品発売の遅れ、競合相手の活動または発表、ソフトウェアのエラー、売上の減少または大幅な顧客損失、買収先を成功裏に統合する能力、Borlandの知的資産保護能力、Borlandの一定部門によるサードパーティライセンスへの依存度、能力ある人材を採用・確保するBorlandの能力、米国の対テロ戦争から生じるコストと米国および周辺諸国における経済および金融状況への予期し得ぬ影響に関する予測の失敗。これらおよびその他のリスクについては、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に保管されるBorlandの定期的報告によって適時詳細な説明が行われます。これらの報告には、Form 10-Kによる最新の年次報告およびForm 10-Qによる最新の四半期報告が含まれますが、これだけに限定されるものではありません。Form 10-Kおよび10-Qはwww.sec.govで入手することができます。Borlandは、新しい情報や状況の変化が生じた場合でも、将来的な予測の内容を更新または変更する義務を負いません(また、このような義務を放棄します)。
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マーケティング本部 小森 真紀
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Email. maki.komori@borland.com
ボーランドPR代理店(株式会社パブリシス)
竹内 絵里子、 葛西 孝子
TEL. (03) 5719-8901
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