「ZigBee仕様の発表は2004年の第4四半期になると予想されているが、無線に関する新技術のこれまでの公開時期を考えると、公開は予測よりも遅くなり、市場の受入れも期待ほど速くは進まないことは分かっている」とインスタット/MDR社の調査部長Joyce Putscher氏は述べている。さらに、積極的な進展はシステムが市場に入ってから起きるものである。Putscher氏は次のようにも述べている。「2004年は発展、もしくはシリコンの年だったといえる。また、2005年はテストと市場での実験の年に、そして2006年はZigBeeが実際に市場で展開し始めるソリューションの年になると予測できる。」
インスタット/MDR社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。
・ZigBeeは商業ビルの制御で、大きく活用されることが予測されている。家庭のオートメーション化や産業用アプリケーションもその後に続くと見られている。
・他の周波数やチャネルが中国と欧州で拡大する可能性はあるが、このような変化は急速に起こるものではない。インスタット/MDR社は2.4GHz帯が独占する802.15.4市場のシェアを調べ続けている。しかし、重大な動きは北米を起点として915MHz対応ソリューションで起きている。
・この業界での動きは、ZigBeeが他のネットワークやネットワーク対応スタックとも互換性を持つことになることを示している。多くの企業は、様々なタイプの組み込み型ゲートウェイやブリッジを可能にするソリューションの開発に臨んでいる。
インスタット/MDR社の調査レポート「IEEE802.15.4:プロバイダは"ZigBee in a box"を求めている」は、技術と市場の概要を提供している。
また次のセグメントについては、2004年から2008年までの予測データを提供している。
oアプリケーション別
o周波数帯別
o地域別
o外部ホストコンピュータ用MCUと一体型の比較
ノードとチップセットについては、それぞれの台数、収益およびASPを、最も良い場合と悪い場合の2種類の、2004年から2008年までの予測データを提供している。また、企業ごとのマトリックスも提供されている。
◆調査レポート
IEEE802.15.4:プロバイダは"ZigBee in a box"を求めている
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