ABIリサーチの調査レポート「住宅向けVoIP市場」は、ブロードバンドVoIP市場のドライバー、参入の障壁、ビジネスチャンスを概説し、技術、地域別に市場予測を提供する。
ABIリサーチのブロードバンド部門のディレクターVamsi Sistla氏によると、VoIPはもはや一部のマニア向けのものではなく、ゆくゆくはテレビ会議やユキビタス情報ネットワークに欠かせない技術となるという。
何がその促進要因となるのか?サービスの質や強度は、従来の家庭向け電話によってVoIPサービスを提供するに充分だろうか?
テレコム企業は、旧来の電話サービスによる収益が減少するのを恐れており、次第にサーキットスイッチ(回線交換)ネットワークを新しいパケットスイッチに徐々に移行して、コスト削減と信頼性やセキュリティを高めようとしている。「即座にそうなるわけではないが、もはや勢いを止めることは出来ない」とABIリサーチのシニアアナリストPhil Solis氏は述べる。
ひとつできることは、通信規制機関が関与を始めるに当って、英国の独立規制機関Ofcomが行ったように、VoIPプロバイダがユーザーに地理的な位置とは関係のない「サイバースペースエリアコード」を付与することである。金の動きを作りたいのは、規制機関も同じである。Sistla氏の指摘した様に、従来の電話料金のかなりの部分が税として納められていたが、いまのところVoIPのサービス税はかなり負担が小さいか、無料であるからだ。
投資家には、次の様な問題の回答が不可欠である:主要な電話会社はなぜVoIPに投資を始めるのか?市場はどの程度のスピードで成長するのか?いつ、どの市場に投資するのが良いか?どの広帯域アクセスサービスが最適で、帯域幅はどれくらいか?
◆調査レポート
住宅向けVoIP市場
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◆ABI リサーチ
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