光ディスクの再生活用を目指したグリーンプロダクト・チェーンの実務運用、開始へ!

CDs21 ソリュ−ションズ 2005年09月26日

CDを中心とする光ディスクの普及団体であるCDs21ソリューションズ(会長:中島平太郎、事務局:東京都品川区)は、環境保護や情報保護の観点から、現在、その処理システムが確立されていない光ディスクの“再生活用”を目指した“グリーンプロダクト・チェーン”の実務運用を開始させる。

CDを中心とする光ディスクの普及団体であるCDs21ソリューションズ(会長:中島平太郎、事務局:東京都品川区)は、環境保護や情報保護の観点から、現在、その処理システムが確立されていない光ディスクの“再生活用”を目指した“グリーンプロダクト・チェーン”の実務運用を開始させる。
 2003年に世界総生産量が100億枚を突破したCD-Rをはじめ、e-文書法や個人情報保護法の制定などにより、今後はますます光ディスクの需要が見込まれている。しかし、その一方で廃棄処理については、現在、処理システムが確立されておらず、産業廃棄物として扱われる光ディスクは、各企業により様々な方法での個別処理がなされているのが実態である。同団体の調査では、海外へ移送して再生活用する方法や焼却等の方法での処分、また一部には再生活用され光ディスク関連商品の原材料や文房具、OA機器の製品素材となっている例など様々な方法が存在していることがわかった。そこで同団体はこの実態を踏まえて光ディスク業界全体で取り組む必要性を感じ、これまでその研究等を重ねてきた。
 その結果、原油価格の高騰や環境保護の視点から、その原材料であるポリカーボネート*1の再生活用を目指した国内循環型処理システム、並びに情報保護の視点から、光ディスク内情報の完全破棄ができる情報破棄システムが同時に稼動可能で、さらに現状の個別の処理からの移行がスムーズな“グリーンプロダクト・チェーン”の構築を目指し、このほど、実務運用に取り組むこととなった。具体的には、光ディスク廃棄物の情報破棄*2、回収・分別・破砕、各種処理、原材料化という流れを構築し、その各ポジションでの実務と連動させよういうものである。すでに、同団体の会員企業をはじめ、その稼動のための各企業との実務運用にむけた打合せに入っており、このほどその取組みを開始した。その後、その実務運用で得た“グリーンプロダクト・チェーン”のノウハウを公開し、東京以外の各地域への広域化を図り、また光ディスク全体に拡大化していく計画である。
 これにより、現在、個々バラバラな光ディスクの廃棄処理を一本化し、将来的には、家庭から出る光ディスク廃棄物も含めて、処理の際の“情報漏えいの危険”が縮小化し、リサイクルによる再生活用化が進むことでの環境保護への対応が開始されることになる。
尚、同団体は、この実験や将来的な“グリーンプロダクト・チェーン”の構築のために、会員以外の企業や団体とも連携を深めるために「光ディスクの再生活用を目指すグリーンプロダクト・チェーン連絡協議会(仮称)」を発足させるために、その参加企業を募っている。同連絡協議会は、本取組みへの参加ための詳細事項の決定や将来的なこの分野でのビジネス・モデルの研究及び光ディスク内情報の破棄における簡易方法確立のための研究、また、本実務運用結果の公開などを主な機能として、現在、同連絡協議会の参加のための説明会を11月に開催する予定としている。詳細については、同団体事務局まで。

*1【ポリカーボネート】
    光ディスクの主要原料。原油を蒸留して得られる粗製ガソリンとも呼ばれるナフサを主原料として作られる物質。
すでに、技術的にはその再生活用は実務段階まで入っており、一部の光ディスク製造メーカでは、製造工程で発生するポリカーボネートの廃材を再生活用している。限られた地球資源の有効活用という環境保護の視点はもちろん、とりわけ、最近の原油高騰に伴いビジネスとしても、この再生活用は注目され、大規模な国内循環型処理システムの構築への期待は大きい。 
*2【情報破棄】 
個人情報保護法などの視点も含めて、破棄する光ディスクによる記録情報の漏えい防止対策は重要な課題である。現在、確実な漏洩防止方法が確立されておらず、同団体は、その処理を破砕、未破砕の二つの処理形態に適応した情報破棄方法により実現しようとしている。
① 破砕:産業廃棄物としての廃棄時に光ディスク本体を破砕して、読み込み不可能にする方法により情報破棄。その後、化学的処理により反射層として用いられている金属を分離して再生活用可能なポリカーボネート原材料化を行う。
② 未破砕:平成16年度に、日本自転車振興会補助事業として社団法人プラスチック処理促進協会により技術開発された、廃棄ディスクをダンボールなどの梱包物に入れたまま、開封しない状態で電磁波による記録破壊する方式により情報破棄する方法も一方法として採用、その後、機械的処理にて金属と分離して再生活用可能な原材料化を行う。


*参考資料
【CDs21ソリューションズとは】
  任意団体「CDs21(シーディーズニジュウイチ)ソリューションズ」は、旧マルチ
メディアCDコンソシアムとオレンジフォーラムがコラボレーションしてできた
CD関連業界間を複合横断的に構成した最大の団体で、各種のCD規格に準拠したハ
ードウェア、ディスク、ソフトウェア製品、コンテンツ製作などを含む応用製品群
の互換性向上への取り組み、及び関連サービスなどの普及促進を図り、関連業界並
びにユーザに寄与することを目的に活動している。
現在、参加企業数は、光ディスクやドライブを生産している企業を中心に国内外を
含め約60社。
CDs21ソリューションズホームページ: (リンク »)

●申し込み/お問い合わせ先
〒141-0001
東京都品川区北品川6-7-35ソニー㈱本社内 CDs21ソリューションズ事務局
TEL&FAX 03-5448-1550  担当:鳥山

本ニュースリリースに関するお問い合わせ

   株式会社ニューロン 担当:高橋、神山

〒160-0004 東京都新宿区四谷4-3-1ワールド四谷ビル
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