「ケーブル業界は、ケーブルオペレータのトリプルプレイサービスの中核として、ケーブルモデムとデジタルケーブルビデオの加入者の成長パターンに注目している」とインスタット社のアナリストであるMike Paxton氏は言う。「これらのサービスの成長見通しは世界の大半の地域でしばらくの間順調だろうが、ビデオ及び高速データのバンドリングサービスへの移行はケーブル業界にとって大きな課題である。」
インスタット社の調査結果を以下にあげる。
- 現在、世界でケーブルTVに加入している世帯数は3億4700万である。中国、インド、米国の3カ国は世界のケーブルTV世帯数の6割を占める。
- 今後数年間、米国のケーブルTVに加入している世帯数の伸びは緩やかになる。米国のケーブルTVに加入している世帯数は、2005年末の6900万から2009年の7200万に増加する。だがケーブルTV加入者は中国とアジア太平洋地域で著しく増加すると予測されている。
- 北米は全世界のケーブルモデム加入者の55%を占める。次に加入者が多いのはアジア太平洋地域で、世界の24%を占める。
- ケーブルTVオペレータはケーブルモデムサービスによって多額の収益を得る。世界の2004年の収益は190億ドルで、2005年に220億ドルに達する。
インスタット社の調査レポート、「ケーブルビデオと高速データ加入者の世界市場概観 - Global Roll Up: Cable Video & High-Speed Data Subscribers」は、ケーブルモデムおよびデジタルケーブルTVビデオサービスの市場について記載している。世界のケーブルモデムサービス分野の技術規格と市場のダイナミクスについて論じている。ケーブルモデムサービスの地域・国別の加入者データ、2009年までの加入者増加の予測を提供している。またデジタルサービスに焦点を当て、地域および国別の加入者データでケーブルTV業界の成長をたどっている。2009年までのケーブルTV及びデジタルケーブルの加入者の地域別予測を提供している。
◆調査レポート
ケーブルビデオと高速データ加入者の世界市場概観
Global Roll Up: Cable Video & High-Speed Data Subscribers
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