中堅・中小企業向け「経営ダッシュボード・システム」を研究開発

ウイングアーク1st株式会社

2004-11-17 09:00

ウィングアーク テクノロジーズ・インフォテリア・サイボウズの3社と共同
株式会社メタルワン(本社:東京都港区、社長:水谷 正史)は、ウィングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:内野 弘幸)、インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、社長:平野 洋一郎)、サイボウズ株式会社(本社:東京都文京区、社長:高須賀 宣)の3社と、「経営ダッシュボード」と呼ばれる経営管理指標をモニタリングするためのシステムについて共同で研究開発を行うことになりました。

メタルワン、ウィングアーク テクノロジーズ、インフォテリアの3社は、メタルワンの親会社である三菱商事が主宰する、純国産IT ソリューションの普及活動を目的としたコンソーシアム「MIJ(Made In Japan)クラブ」のメンバーですが、この度、新たにサイボウズもメンバーに加わり、日本の中堅・中小企業の経営管理者層によるリアルタイムな自社経営状況の把握と経営の意思決定のスピード化を支援するための新しい「経営ダッシュボード・システム」の製品化を共同で行うものです。

具体的には、ウィングアーク テクノロジーズの多次元高速集計レポーティング・システム「Dr.Sum(ドクター・サム)」*1、インフォテリアのビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「ASTERIA(アステリア)」*2、そしてサイボウズのポータル型グループウェア・システム「ガルーン」*3 のそれぞれの中核技術を基盤に、メタルワンの企業経営ノウハウを反映させることによってよりコンパクトで使い易いソリューションの創造を目指しております。

最近では、中堅・中小企業の基幹システムにおいても、財務会計を中心にERP(Enterprise Resource Planning)と呼ばれるパッケージ・ソフトウェアの導入が進んでおり、各種経営管理データのリアルタイム処理や一元管理が可能となるようになってきています。これにより、蓄積されたデータを更なるスピード経営の強化につなげるべく、新たなITツールを求める声が高まってきています。一方、大手企業においては、グループ企業全体としての連結経営強化に向けて、子会社群との経営管理データの共有化を実現するため
のITソリューションの導入が大きな課題となっております。
4社は、このようなIT市場からの要請に早急に対応すべく、来年早々の製品提供実現を目指して研究開発を進めることと致しております。


【用語解説】
*1・・・多次元高速集計レポーティング・システム「Dr.Sum」
→各種情報データの加工・分析を高速で実現するITソリューション

*2・・・ビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「ASTERIA」
→各種情報データの抽出・変換・統合をノン・プログラミングで実現するITソリューション

*3・・・ポータル型グループウェア・システム「ガルーン」
→加工・分析後の結果データを可視化させるたためのプラットフォームを提供するITソリューション

※今回開発する「経営ダッシュボード・システム」は、① 「ASTERIA」(必要なデータの抽出・変換・統合)
→②「Dr.Sum」(統合されたデータの分析・加工)→③ 「ガルーン」(加工・分析した結果の可視化)の順
でデータ処理されます。

以上

【参考資料】
<ウィングアーク テクノロジーズ株式会社 会社概要>
本社住所:東京都渋谷区渋谷2-15-1
代表者:内野 弘幸
設立年:2004年3月
資本金:11億5,884万円
売上高:48億円(2004 年3月期)
業務内容:ソフトウェアプロダクツ ライセンスビジネス、他
従業員:80名(2004年3月現在)

<インフォテリア株式会社 会社概要>
本社住所:東京都品川区大井1-47-1
代表者:平野 洋一郎
設立年:1998年9月
資本金:4億円
売上高:未公表
業務内容:パッケージソフトウェアの開発
従業員:50名

<サイボウズ株式会社 会社概要>
本社住所:東京都文京区後楽1-4-14
代表者:高須賀 宣
設立年:1997年8月
資本金:4億2,400万円
売上高:26億6,000万円(2004 年1月期/連結)
業務内容:インターネット/イントラネット用ソフトウェアの開発・販売
従業員:130名(2004 年4月末現在)
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