Rosetta Biosoftware社は現在、ボーランドのALM製品で要件管理、ソフトウェア変更管理・構成管理、ビジュアルモデリング、アーキテクチャ設計におけるプロセスの合理化と自動化を行っています。これらは、同社が現在開発中の主要製品Rosetta Resolver<R>システムの開発にとって極めて重要なプロセスです。
Rosetta Resolverシステムは、ライフサイエンスの研究者向けの遺伝子発現に関する分析とデータ管理のフレームワークです。Rosetta Resolverにより、コストと時間のかかる医薬品開発下流工程を最短にできます。このシステムをライセンス供与されているライフサイエンス研究組織には、世界各国の一流製薬会社、主要学術機関、サービスプロバイダーが含まれます。
米国食品医薬品局(FDA)の医薬品評価研究センター(CDER)および国立毒性研究センター(NCTR)は現在、ゲノムデータ任意提出(VGDS)によって提出されたデータを分析するための複数プラットフォームの1つとして、Rosetta Resolverシステムを使用しています。医薬品開発に携わっている企業は、このVGDSを通して、マイクロアレイデータを提出します。遺伝子発現データの分析は、トキシコゲノミクス、臨床試験、分子診断などの分野で、医薬品およびバイオ薬品の開発にますます重要な役割を果たすようになっています。これらのデータは、疾病の理解を深め、より安全な薬品をより迅速に開発するための新たな可能性を生み出します。
Rosetta Biosoftware社は、新薬の発見と開発に携わる研究者が、人々の生活の質を向上させるために最先端の研究を実施できるようにすることを第一の目標としています。同社の顧客はResolverシステムを利用して新薬発見プロセスを実施しているので、このソフトウェアの精度と分析結果の再現能力、またソフトウェアそのものの開発・検証方法に信頼性を求めています。これは、同社のソフトウェア開発・検証方法が透明性を持ち、十分に文書化されていなければならないことを意味します。
Rosetta Biosoftware社の品質保証担当マネージャー、ジム・ピアソン氏は、次のように述べています。「私たちは早い時期から、当社の中核となる開発プロセスを統合、自動化、文書化するために、ボーランドが提供するような包括的なALMソリューションが必要であると認識していました。ITがますます多くの研究分野に適用されるのに伴って、ライフサイエンス業界も急速に変化しています。当社は、この急速に発展する市場に対応するために、新しい機能を迅速に提供できなければなりません。そのためには、当社の厳しい要件をサポートでき、当社の方法論に容易に適合できる強力で柔軟なシステムが必要でした。」
■統合されたALM製品でソフトウェア開発の予測性向上を支援
Rosetta Biosoftware社は、緊密に統合された、カスタマイズ可能なBorland CaliberRMテクノロジーを活用して具体的な要件管理プロセスを自動化し、抽出から最終納品までにわたって要件を追跡しています。ビジネス、技術、機能、運用に関する要件をBorland CaliberRMシステムで管理することにより、組織内の関係者は、各個人の業務と要件を対応づけ、より効果的な共同作業を行うことができます。
Borland StarTeamは、ソフトウェア開発プロセス全体をサポートするプラットフォームを提供します。StarTeamでワークフローの自動化とすべてのプロジェクト資産の集中管理をすることにより、開発チームのコミュニケーションと共同作業を促進します。また、Rosetta Biosoftware社では、顧客もこのシステムを使用してResolver製品に対する不具合報告や機能拡張要求を入力し、Webページから変更要求の進捗状況を閲覧できるようにしています。
Rosetta Biosoftware社の開発チームは、ユーザー部門とIT部門の利害関係者のギャップを解消するために、Borland Togetherも併せて使用しています。共通のビジュアルモデリング言語を使用することで、Resolverシステムの次期リリースをより正確かつ効率的に定義することができます。 Borland Togetherは、ビジネスプロセスモデリング、データモデリング、アプリケーションモデリングと可視化、モデルとコードの両方に対する包括的な検査・測定機能をサポートすることにより、Rosetta Biosoftware社の開発チームが高品質なソリューションのデリバリーをスピードアップできるよう支援します。
ボーランドのALMソリューションに関する詳細は、www.borland.com/jp/productsをご参照ください。
■Computerworld Honors Programについて
1988年にInternational Data Group(IDG)社が創設したComputerworld Honors Programは、非営利のComputerworld Information Technology Awards Foundationによって管理されています。今年で18年目を迎えたComputerworld Honorsは、IT利用により社会貢献している個人や組織を表彰することを目的とした、最も長く続いている世界的なプログラムです。
■ボーランドについて
1983年に設立されたボーランドソフトウェアコーポレーション(NASDAQ:BORL)は、Software Delivery Optimization(SDO)ビジョンの実現に向けて、プラットフォームに依存しないソリューションを提供する世界最先端の企業です。人材、プロセス、テクノロジーを融合したソフトウェアおよびサービスの提供を通じて、ビジネスにおけるソフトウェア価値の最大化を支援します。高品質のソフトウェアを納期どおり予算内で提供する方法についての詳細は、 (リンク ») をご参照ください。
※Borland、CaliberRM、StarTeam、 Together、およびその他すべてのBorlandブランドおよび製品名は、米国およびその他の国におけるBorland Software Corporationの登録商標または商標です。その他すべてのマークは、その所有者に帰属します。
■ 免責条項(Safe Harbor Statement)
この文書には、1995年の米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)を含む連邦証券取引法(Federal Securities Laws)に定める「将来的な予測(forward-looking statements)」が含まれています。将来的な予測とは、BorlandのSDO(Software Delivery Optimization)ビジョンの既存または将来の顧客による採用などに関連するものですが、これらだけに限定されるものではありません。このような将来的予測に基づく記述は現時点における予想に基づくものですが、この予想にはいくつもの不確定要素およびリスクが含まれ、実際の事象または結果はこれと大きく異なることがあります。実際の事象または結果が予想と大きく異なる要因としては、特に次のようなものがあります。Borland製品への需要に不利に影響する急速な技術の変化、顧客要求の変化、戦略的リレーションシップにおける変更、製品およびサービスをBorlandが提供する能力における遅延、提供ソフトウェアのエラーや競合企業の発表。これらおよびその他のリスクについては、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に保管されるBorlandの定期的報告によって適時詳細な説明が行われます。これらの報告には、Form 10-Kによる最新の年次報告およびForm 10-Qによる最新の四半期報告が含まれますが、これだけに限定されるものではありません。Form 10-Kおよび10-Qはwww.sec.govで入手することができます。Borlandは、新しい情報や状況の変化が生じた場合でも、将来的な予測の内容を更新または変更する義務を負いません(また、このような義務を放棄します)。BorlandのWebsiteに掲載されている情報はこのプレスリリースの一部を構成するものではなく、また参照されません。
用語解説
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本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
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ボーランド株式会社
マーケティング本部
植村 剛成
TEL. (03) 4560-1133
Email. nori.uemura@borland.com
ボーランドPR代理店(株式会社パブリシス)
竹村 梨沙、 竹内 貴美紀
TEL. (03) 5719-8901
Email. Borland@publicis.co.jp
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