スウェーデンのセキュリティ・ソフトウェア、ポイントセックとActivIdentity(TM)の統合ソリューションが実現、PCのデータセキュリティを向上

―ActivIdentityのスマートカードとUSBトークンがポインセックの端末暗号化ソフトウェアと緊密に統合―

ポイントセック株式会社

2006-11-01 11:00

(2006年10月30日、米国シカゴ発)ラップトップ、デスクトップPC、PDA、スマートフォンを対象としたエンタープライズ暗号化ソフトウェアに関する世界的なリーダーであり、事実上の標準を提供しているPointsec Mobile Technologies(ポイントセック・モバイル・テクノロジー、以下、ポイントセック)社は本日、 「Pointsec for PC 6.0」とActivIdentity(TM) Smart Card IDソリューション、及びUSBトークンソリューションのActivKey(TM)との統合が実現したことを発表しました。この統合化ソリューションにより、端末の暗号化と強力な二要素認証の組み合わせを通じ、データセキュリティの更なる強化が実現します。

ポイントセックのCEO、ピーター・ラーソン(Peter Larsson)は、「従業員のモバイル環境への移行が進むにつれ、企業や政府機関にとって、ラップトップの紛失や盗難による重要な顧客情報や業務情報の漏えいリスクが大きな懸念材料になってきました。当社のデータ暗号化ソフトをActivIdentityの二要素認証ソリューションと統合することにより、ラップトップやデスクトップPCの紛失、盗難、廃棄を起因とするデータ漏えいに対する、より高いレベルの保護ニーズに応えることができます。ActivIdentityはデジタルID認証ソリューションにおける業界リーダーであり、今後長期に渡り互いに協力していくことを楽しみにしています」と述べています。

ポイントセックは、ActivClient(R)ミドルウェア、及びActivIdentity Appletとの組み合わせで提供されるActivIdentityスマートカード/USBトークンと、同社の「Pointsec for PC」ソリューションを統合しました。この完全なデータ保護ソリューションにより、企業や政府機関は、独自システムによる高コストで長期に渡る統合作業なしに、ラップトップやPC上に保存された情報を、より強固に保護することができるようになります。また、ネットワークログイン用の強力な認証、仮想閉域網(VPN)、ダイヤルアップ、Web、更には電子メールや文書の暗号化やデジタル署名など、その他のセキュリティアプリケーションが、このActivClientソフトウェアを活用することができます。

ActivIdentity社の営業担当副社長兼EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域ゼネラルマネージャー、マーク・ウダヴェール(Marc Hudavert)氏は、「企業や行政機関の間で、自社の情報やリソースに対するアクセス制御を強化したいというニーズに対する認識が高まっていることから、二要素認証ソリューションのニーズが広がってきています。今回の統合ソリューションにより、お客様は強力な認証とディスクの完全な暗号化を組み合わせることで、ラップトップやデスクトップのコンピューター上に保存されている個人情報や独自情報のプライバシー確保や機密保持を確実に行うことができます。ポイントセックはモバイルデータ保護分野のリーダーであり、今回の提携は両社共通のお客様に対し、端末機器の保護における重要なレイヤーを新たに提供できることになると考えています」と語っています。

ポイントセックのソフトウェアはノートPCやデスクトップPCのディスク全体をリアルタイムで暗号化し、認証されたユーザに対してのみ情報へのアクセスを許可することができます。完全なディスクの暗号化ではOSや重要なシステムファイルも保護されるため、あらゆるセキュリティ上の脆弱性が確実に守られます。ポイントセックの革新的なアクセス制御アーキテクチャである多要素認証エンジンは、USBトークンやスマートカードなど第二の認証要素の追加や管理を効率的に実現します。これにより、コスト高で柔軟性に乏しい独自アーキテクチャのインテグレーションに伴う負荷なしに、端末セキュリティを実現します。

<Pointsecについて>
ポイントセックは、その導入顧客数、高い認証機能、他に比類を見ないより広範な機器への対応において、モバイル機器セキュリティにおけるデ・ファクト・スタンダードとなっています。ポイントセックは、重要な企業データが含まれるモバイル機器という、もっとも脆弱な点に対して信頼性の高い保護を保障する、自動データ暗号化ソリューションを提供しています。
ラップトップPC, PDA, スマートフォン、そしてリムーバブルメディアといった機器に含まれる、あらゆる重要な情報を守ることにより、企業や官公庁はそれぞれのイメージを維持・向上させ、リスクの最小化と機密情報の秘匿、情報資産の保護、そして市民や株主からの信頼を強めることができます。
ポイントセックの顧客企業は、世界中のブルーチップ企業や政府機関を含んでいます。
ポイントセック・モバイルテクノロジーズAB(Pointsec Mobile Technologies AB)は、ストックホルム証券市場(PROT)における上場企業、プロテクトデータAB(Protect Data AB)の全額出資子会社として1988年に設立されました。
ポイントセックは米国に2箇所、ヨーロッパ・中近東・アフリカ地域に9箇所、アジア太平洋地域に2箇所、またインドに2箇所、中近東のアラブ首長国連邦ドバイ市にもオフィスを構えています。より詳細な情報は、 (リンク ») をご覧ください。


【日本法人ポイントセック株式会社 会社概要】
会社名:ポイントセック株式会社(英文名 Pointsec K.K.)
所在地:東京都港区赤坂2-22-24 泉赤坂ビル2F
Tel: 03-3560-3177(代表)
設立:2005年6月
資本金1000万円
株主:Pointsec Mobile Technologies AB(スウェーデン・ストックホルム) 100%
代表者:代表取締役社長 石井 元(Ishii Hajime)


<ActivIdentity(TM)について>

ActivIdentity Corporation(アクティブアイデンティティ・コーポレーション、本社:カリフォルニア州フリーモント市、代表:ジェイソン・ハート(Jason Hart), CEO兼営業・マーケティング担当副社長、旧社名:ActivCard(アクティブカード)、NASDAQ: ACTI)は、グローバル市場における企業、官公庁、ヘルスケア、及び金融機関を対象とした、信頼性の高い電子ID認証ソリューションプロバイダです。

同社はシングルサインオンによる電子認証書の確実な発行、管理、及び使用の為の完全に統合化されたプラットフォームを提供する唯一のベンダです。
ActivIdentityプラットフォームは、異なるセキュリティ上の要求や認証における課題に関わらず、どこでも、いつでも情報にアクセスし、会話し、電子商取引を行うことを可能にします。
同社のソリューションにはセキュア・リモートアクセス、シングルサインオン、大企業向けアクセスカード、マルチチャンネルの識別と認証などがあります。

現在、全世界において4000社、1500万人以上のユーザがActivIdentityソリューションを活用しています。米国カリフォルニア州フリーモントを本拠とする同社は、米国、オーストラリア、フランスに開発センターを置き、10カ国以上に販売・サービス拠点を展開しています。より詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。

以上
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