R-net社は、これまでトーメンサイバービジネス株式会社(以下 トーメンサイバービジネス社、本社:東京都港区港南、代表取締役社長:西村拓美)のビデオ会議システムソフト「Visual Nexus(TM)」を販売してきましたが、R-net社の代理店や企業ユーザではインストールの手間がなく、容易に導入できる製品を強く望んでいることからビデオ会議システムのハードウェア製品の開発に着手、トーメンサイバービジネス社から「Visual Nexus(TM)」のライセンス許諾を受けて完成したものが1Uタイプのアプライアンスサーバ「ビジュアルコミュニケーションボックス」です。
「ビジュアルコミュニケーションボックス」の標準価格(消費税別)は、「VCB1000シリーズ」の5拠点接続モデルが1,498,000円、10拠点接続モデルが2,298,000円、NAT、Firewall経由の接続機能、暗号化機能(予定)を装備した上位機種「VCB2000シリーズ」の5拠点接続モデルが2,298,000円、10拠点接続モデルが3,698,000円、合計で初年度100セットの販売を目指します。
「ビジュアルコミュニケーションボックス」は、「Visual Nexus(TM)」をアプライアンス化し、これまで複雑だったインストール作業を自社で行う手間が省け、購入後、必要な設定をするだけで利用できることが大きな特徴となっています。また、音声・動画像の通信には、標準規格のH.323プロトコルに対応しており、同プロトコルに対応した端末は、メーカに依存することなく、各々接続・通信が可能ですので、各社端末の混在環境でも使用出来ます。さらに、別売の専用PCソフトウェア(Visual Nexus Endpoint)の利用により、ハードウェア端末とPC端末を混在させて使うことも出来ますので、既存の資産が有効に活用出来ます。低コストでビデオ会議システム導入を検討しているユーザには、最適なソリューションです。
さらに上位機種であるVCB2000シリーズについては、H.323トンネリング技術により、これまでH.323対応製品では難しいとされていたNAT、Firewall経由での接続が簡単に行うことが出来ます。また暗号化機能も搭載可能(予定)なので、インターネット経由の接続でもセキュアに利用可能です。ビデオ会議システムを幅広いシーンで、簡単かつ安全に利用することが出来ます。
R-net社では、「ビジュアルコミュニケーションボックス」の販売を通じて、より幅広いユーザニーズに的確に対応したビデオ会議システムソリューションを提供していきます。
なお、「ビジュアルコミュニケーションボックス」の製品概要は次のとおりです。
<「ビジュアルコミュニケーションボックス」の製品概要>
・主な特徴
■優れた接続性
ポリコム
TANDERG
SONY
Aethra
Visual Nexus Endpoint
■多彩な画面表示
端末に依存しないCP4に標準対応
発言者への自動切換え
一定時間による自動切換え
表示映像の任意切り替え
■充実の基本機能
多地点接続機能
ゲートキーパー機能
会議予約システム機能
議長制会議対応
■システム管理・監視
自動バックアップ
接続ログ解析
Webインターフェースでのシステム管理
システムのリモート監視(オプション)*1
*1 R-net社リモート監視センターより、ユーザーの「ビジュアルコミュニケーションボックス」の稼働状態を監視し、異常発生時にメールで通知するサービスです。
・主な製品仕様
【VCB1000シリーズ】
■ ハードウェア:1Uラックマウント アプライアンスサーバ <43.5mm(H)×424mm(W)×387mm(D)>
■ ソフトウェア:「Visual Nexus(TM) Meeting Server」「リモート監視用クライアントソフトウェア」
■ 通信規格:ITU-T H.323/T.120に準拠
■ 音声CODEC:G.711μ、G.711A、G722、TDAC24、TDAC32
■ 映像CODEC:H.261、H.263
■ 通信プロトコル:H.323
■ データ共有プロトコル:T.120
■ 解像度:QCIF、CIF
■ 映像ch数:1~8(Visual Nexus Endpoint使用時)
■ 画面分割機能:CP4
■ フレームレート:~30fps
■ 消費電力:250W
【VCB2000シリーズ】
■ ハードウェア:1Uラックマウント アプライアンスサーバ <44mm(H)×438mm(W)×640mm(D)>
■ ソフトウェア:
「Visual Nexus(TM) Meeting Server」「リモート監視用クライアントソフトウェア」
「Visual Nexus(TM) Secure Transport」
■ 通信規格:ITU-T H.323/T.120に準拠
■ 音声CODEC:G.711μ、G.711A、G722、TDAC24、TDAC32
■ 映像CODEC:H.261、H.263
■ 通信プロトコル:H.323
■ データ共有プロトコル:T.120
■ H.323 トンネリング機能:任意のTCPまたはUDP 1ポートを使用(デフォルトはTCP:80)
■ 暗号化通信機能(予定):H.323/T.120 通信の暗号化 (AES 128bit/192bit/256bit)
■ 解像度:QCIF、CIF
■ 映像ch数:1~8(Visual Nexus Endpoint使用時)
■ 画面分割機能:CP4
■ フレームレート:~30fps
■ 消費電力:400W
VCB2000シリーズの仕様は、3月14日現在のものです。仕様は、予告無く変更される場合があります。
・ 製品画像は添付ファイルをご参照下さい。
株式会社アールネットコミュニケーションについて
株式会社アールネットコミュニケーション(R-netcommunications)は、IPネットワークによるリアルタイムアプリケーション及びセキュリティー商品のソリューションプロバイダです。IPネットワークによる映像音声機器の開発販売、セキュリティー、ネットワーク機器の販売を主な事業としています。
設立2004年8月2日、資本金4,300万円(2005年2月現在)
<本件に関するお問い合わせ先は以下にお願い申し上げます。>
株式会社アールネットコミュニケーション
コミュニケーションシステムソリューション部
TEL 03-5339-8547
FAX 03-5339-8548
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