Picsel、PCドキュメントビューアーを日立製作所製の携帯電話W41Hに供給

ピクセルテクノロジーズ（本社：英国グラスゴー、CEO：イムラン・カーンド）は、株式会社日立製作所製の携帯電話向けにピクセル・ドキュメントビューアーを供給することを発表しました。ピクセル・ドキュメントビューアーは、2006年2月11日から順次発売のKDDI株式会社向け携帯電話「W41H」の「PCドキュメントビューアー」として搭載されます。日立製作所製造の携帯電話にピクセル・ドキュメントビューアーが標準搭載されるのは、W32Hにつづいて２機種目になります。

ピクセル・ドキュメントビューアーを搭載した携帯電話では、小さな画面の中でPCファイルを閲覧することが可能となります。携帯電話ユーザーは、電子メールに添付されたPCファイルやデータフォルダ、miniSDTMメモリカード（市販品）に保存されているPCファイルを携帯電話上で閲覧可能となり、移動中でも携帯電話でPCファイルを利用できるようになります。

ピクセル・ドキュメントビューアーは、小さな画面上でも独自の直感的なインタフェースを持ち、マイクロソフト・オフィスのファイル（Word、Excel、PowerPoint）、PDFファイル、HTML、mHTML形式等をシームレスにサポートしています。高速なズームインとズームアウトに加え、小さな画面もコンテンツを快適に利用できる革新的な機能により、携帯上でさらに多くのコンテンツを利用したくなるようなユーザーエクスペリエンスを実現します。

「W41H」に搭載されている最新のピクセル・ドキュメントビューアーには、以前から搭載されていた機能に加えて、携帯電話上でPCドキュメントをより扱いやすくするために、２つの機能が新しく搭載されています。ひとつは、ピクセル・ドキュメントビューアーがサポートするすべての複数のドキュメントの中にある特定の文字列を検索及びハイライト表示することができる「文字列検索」機能です。もうひとつは、閲覧している画面をそのまま、JPEGファイルに保存できる「スクリーンキャプチャ」機能です。これにより、必要な部分を切り出して、PCドキュメントビューアーが搭載されていない端末にもメールに添付して送ることができます。

株式会社日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ　製品開発事業部　携帯電話本部　本部長　岡田氏は次のように語っています。
「私達は、ピクセルテクノロジーズのピクセル・ドキュメントビューアー搭載により、我々のKDDI株式会社様向け携帯電話で利用できるようになることを喜ばしく思っています。　私達は、市場が成熟するにすれ、ピクセルのようなコンテンツをシームレスに利用する環境をユーザーに提供するソリューションの重要性が今後高まってくると考えています。」

ピクセルテクロジーズ株式会社代表取締役社長のアリ・アドナンは次のように語っています。「ピクセル・ドキュメントビューアーによって、携帯電話でPCファイルを利用できることの便利さを知ったユーザーの方々もたくさんいらっしゃると思います。たくさんのファイルを利用するようになると、必要となる機能が、ドキュメントを瞬時にキーワード検索できる機能でしょう。今回、「W41H」に搭載されたドキュメントビューアーにこの機能が追加されたことにより、携帯上でPCファイルの利用は、さらに快適なものとなり、気軽にPCファイルを携帯電話で利用するユーザーが増えることなると思います。」

ピクセル・ドキュメントビューアーは、ピクセルテクノロジーズ独自のあらゆる種類のデバイスに対して様々なリッチ・コンテンツを提供可能にするソリューション技術を利用した、アプリケーションの一つです。携帯電話のコンテンツ・プラットフォーム市場をリードするピクセルのこの技術により、高度なマルチメディア機能を、OS環境を超え、あらゆる種類の携帯電話に提供することができます。

このプレスリリースの付帯情報

ピクセル・ドキュメントビューアーの画面ショット

用語解説

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ピクセルテクノロジーズについて
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ピクセルは、その独自のユーザー・インターフェース（特許取得済）による
様々な機能を持ったソフトウェアにより、小さな画面上で、直感的で、鮮明
なモバイル体験を実現します。同社は、欧州、アジア、米国に拠点を持ち、
顧客には、モトローラ、サムスン、パーム、シャープ、ソニー、パナソニッ
ク、ＮＴＴドコモ、BenQといった企業が含まれます。