CA、ITサービス/サポートを最適化し、品質向上を実現する Unicenter Service Desk r11.1を発表

日本CA株式会社

2006-09-15 00:00

日本CA株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:根塚 眞太郎、以下日本CA)は本日、企業におけるITサービス/サポート業務を効率化し、コンプライアンス対応を支援するサービスデスク・ソリューション、「Unicenter Service Desk r11.1」を発表しました。
日本CA株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:根塚 眞太郎、以下日本CA)は本日、企業におけるITサービス/サポート業務を効率化し、コンプライアンス対応を支援するサービスデスク・ソリューション、「Unicenter Service Desk r11.1」を発表しました。

今日ますます複雑になるITシステムにおいて、その運用管理に関してはコストの削減や生産性の向上だけでなく、コンプライアンス対応も求められています。しかし、ITサービス/サポート業務の中核となるサービスデスク・ソリューションにおいては、情報の一元管理や共有ができておらず、業務の生産性向上がままならないのが現状で、エンドユーザに対するサービス・レベルの向上が課題となっています。また、2008年4月から施行予定の「金融商品取引法」、通称「日本版SOX法」で求められる内部統制の基準を満たすためにも、サービスデスク業務における変更管理などの記録が重要視されています。


今回発表するUnicenter Service Desk r11.1は、CMDB(Configuration Management Data Base)を基盤としたサービスデスク・ソリューションで、ITサービス/サポート業務の効率を改善し、サービス品質の向上を実現します。優れたワークフロー機能を有しており、インシデント管理や問題管理を連携させ、共有された情報を的確に、また統計的に分析することで、迅速に問題解決を行うだけでなく、将来類似の問題が発生することを防ぐことができます。また、100%Webベースのインタフェースやセルフサービス・インタフェース、ダッシュボード機能により、場所を問わないアクセスやユーザ自身による問題解決、的確な運用状況の把握など、効率的な運用管理を支援します。さらに、容易に導入可能なITILのテンプレートを用意しており、サービス・レベルの管理などベストプラクティスを実践しながらITプロセス全体の合理化を図ることができます。

また、本製品はCAが提唱しているビジョン、EITM(Enterprise Information Technology Management)を具体的に実現するサービスマネジメント製品でもあります。EITMでは企業全体のIT管理を統合(Unify)し簡略化(Simplify)し、リスクやコストの管理、サービスの向上、ビジネスとIT投資の最適化を目指していますが、Unicenter Service Desk r11.1はCA製品とはもちろん、他ベンダのソリューションとも連携が可能で、サービス/サポート業務の効率化と運用業務コストの低減を実現し、サービス品質を向上します。

■ Unicenter Service Desk r11.1の特長と主な機能

ITIL準拠アーキテクチャ - CMDBを基盤に持っているため、関連する構成情報を連携させて格納し、容易にアクセスすることができます。また、インシデント管理、問題管理、変更管理などのITILテンプレートにより、ベストプラクティスの導入も容易で、ITプロセスの合理化を図ることができます。

コンプライアンス対応 — 変更管理・監査証跡とその関連レポートにより、日本版SOX法で求められる内部統制の実現を支援します。すべての変更内容はタイムスタンプ付で記録され、管理者は検索ツールを使用してこれらの情報に簡単にアクセスすることができます。

サービス・レベル管理機能 — 新たに追加されたSLA管理機能により、ITサービス/サポートの品質の維持・向上を実現します。サービス・レベルを定義し、適用するルールに基づきエスカレーションと通知を実行、SLA遵守状況のレポートを行います。これは独自のサービス・サポート・ポリシーを持つ複数の企業に対しても提供可能です。

完全Webベースのインタフェース — 場所を問わずにアクセス可能であるため、企業内のみならずデータセンターなど企業外のシステムに対してもサービスデスク業務を提供することができ、また導入・運用も容易です。

ワークフロー機能 — CA共通のワークフロー・エンジンであり、変更指示モジュールや問題管理モジュールと統合されたCA-Workflowにより、他製品との統合や外部プロセスの実行、ワークフロー・プロセスの自動化を行います。

他製品との連携 — CA製品をはじめ、各ベンダの数多くのアプリケーションとの連携が可能です。企業全体のIT管理を統合(Unify)し簡略化(Simplify)するCAのビジョン、EITM(Enterprise Information Technology Management)を実現する本製品は、企業全体にわたって統合化されたサービス管理ソリューションを提供します。

ナレッジツール — Unicenter Service Desk Knowledge Toolsで提供されるセルフサービス・インタフェースにより、エンドユーザ自身による問題解決を可能にします。

ダッシュボード機能 - 管理者は運用負荷や対応品質などの運用状況を、評価指標(KPI)に基づいて的確に把握することができます。

なお、Unicenter Service Desk r11.1は、2006年5月に米ガートナー社による2006年の「Magic Quadrant」において、ITサービスデスクの分野で「リーダー」のポジションを獲得しています。※注1さらに、2006年9月にはITサービス・マネジメント(ITSM)のトップ企業であるピンク・エレファント社より、ITIL準拠製品として「PinkVerify™ Service Support Enhanced certification」の認定を受けるなど、※注2各方面より高い評価を受けています。

【参考資料】 
※注1:
CA、ITサービスデスク市場における「リーダー」に選ばれる
(リンク »)

※注2:
CAのUnicenter Service Desk r11が、ITILの世界標準であるPinkVerify Service Support Enhanced認定を取得
(リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

Unicenter Service DeskのWebインタフェース

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