新開発「金属対応」RFIDタグを利用したソリューションを開始

~通信距離104cmのマイクロ波(2.45GHz)帯の金属対応RFIDタグ~

エスピーイー株式会社

2006-09-25 00:00

システム開発・検証を主業務とするエスピーイー株式会社(本社:東京都目黒区東山3-15-1出光池尻ビル7F 代表取締役:山口和孝)は、アールエフジャパン株式会社(※1)が開発したRFID技術(※2)における「金属対応タグ」を利用したソリューション事業を開始いたします。
システム開発・検証を主業務とするエスピーイー株式会社(本社:東京都目黒区東山3-15-1出光池尻ビル7F 代表取締役:山口和孝)は、アールエフジャパン株式会社(※1)が開発したRFID技術(※2)における「金属対応タグ」を利用したソリューション事業を開始いたします。


通常のRFIDタグ(※3)は、金属面に密着して取り付けると電波が金属面の影響を受けて通信が困難となります。今回開発された「金属対応タグ」を金属製品等に取り付けることにより、金属製品の入出荷管理や建機・重機、建設資材、金型、製造機器の資産管理や使用履歴の把握が可能となります。

■ 金属対応タグの特徴
(1)通信距離
 2.45GHz帯のRFIDタグを使用して、金属面に取り付けて104cm(※4)の読み取り距離を実現しました。
 金属面以外に取り付けた場合も同等の通信距離(※4)を実現しました。
アンテナ 読み取り距離 書き込み距離
4素子 104cm 42cm
(2)耐久性、耐水性
 堅牢な成形により内蔵するインレット(※5)を保護し、耐久性を実現しています。
 防水加工により耐水性を実現しています。
(3)取り付け方法
 取付穴によりネジ止め、結束バンドなどで取り付けることが可能です。

※1 本社:東京都品川区二葉4丁目1番20号MC中延ビル5階  代表取締役社長:枝廣輝樹
 アールエフジャパン株式会社は、第8回自動認識システム大賞において、RFIDを活用して、誤出荷ゼロを目指した『修理部品入出荷管理システム』(近畿松下テクニカルサービス株式会社様向)で「大賞」を共同受賞しました。    (リンク »)
※2 Radio Frequency Identification(無線による非接触自動認識技術)。
※3 RFID技術を利用して物体の識別に利用される微小な無線ICチップ。RFタグ、無線ICタグとも言う。
※4 自由空間において直線偏波4素子アンテナ、出力300mWでの測定結果です。
※5 RFIDのICチップにアンテナをつけて小さなフィルムに加工したもの。


■ 適用分野
(1) 金属製品の入出荷管理、在庫管理・棚卸
ステンレスなど人間が目視で識別困難な鉄鋼製品に金属対応タグを取り付けて入出荷や棚卸作業において携帯スキャナ(RFIDリーダ)を用いて対象製品のピッキングや検品を迅速かつ確実に行うことが可能となり、作業の効率化や誤出荷の防止が期待されます。

(2) 金型、製造機器の管理
金属対応タグを銘板として金型や製造機器に取り付けて、棚卸や使用する際の現品確認を迅速かつ確実に行うことが可能となります。
金型などを使用・保守、移動・保管した際に、その使用内容や保管場所を記録することで、金型の所在や使用履歴を把握することが可能となります。

(3) 建機・重機、建設資材の管理
建機や建設資材などに金属対応タグを取り付けて、貸出・返却や入出庫を記録することで、その所在や利用状況、使用履歴を把握することが可能となります。


・金属対応タグのご紹介
(リンク »)


■ お問い合わせ先
エスピーイー株式会社         東京都目黒区東山3-15-1出光池尻ビル7F システム事業部                電話03(5722)5456/FAX:03(5722)5457
URL: (リンク »)
E-mail:sales_rfid@spe-soft.co.jp
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