そこでテレビ朝日では、これらの要望を解決するために、オレガの「Alternax」を活用した番組宣伝コンテンツ配信システム「パブえもん」を開発いたしました。「パブえもん」は、社内外の番組スタッフが番組宣伝コンテンツを安全に共同編集し、媒体記者に対して自動的に配信するシステムで、原稿の共同編集、写真の自動編集、基幹系システム連携、ユーザ振分配信、コンテンツダウンロード管理などの広報・宣伝業務に必要な機能を網羅しています。また、セキュリティ対策として、株式会社シーフォーテクノロジー製の電子透かし製品「acuagraphy」を採用して配信コンテンツに自動的に電子透かしを埋め込むほか、コンテンツの不正利用を巡回監視するパトロールサービスを組み合わせることで、出演者の肖像権保護などの面で、従来の業務に比べて高い安全性を実現したことが大きな特徴です。
テレビ朝日では「パブえもん」の導入により、これまで負担の大きかった原稿印刷、写真の紙焼き、原稿送付などの番組宣伝業務全体のデジタル化を図ると共に、迅速な事業展開の実現と年間数千万円ものコスト削減を同時に達成いたしました。「パブえもん」の具体的な導入メリットは以下の通りです。
1.必要に応じて原稿や写真をダウンロードできるため、媒体記者の満足度が向上
2.全ての写真に電子透かしを挿入することによりコンテンツのセキュリティを強化
3.原稿や写真の共同編集作業をWeb上で実現することにより業務効率を向上
4.従来の原稿印刷や写真の紙焼きに掛かっていた年間数千万円程度のコストを大幅に削減
テレビ朝日 広報局宣伝部長 山本清氏は、『「パブえもん」を導入したことにより、当社の宣伝業務が効率化されただけでなく、今まで以上に早く安全に番組の情報を媒体各社にお届けすることが可能になりました。特に「パブえもん」で扱っている写真のセキュリティは非常に強固であり、不正利用されていないか巡回パトロールも行なうことで、今まで以上に安全性が増しています。当初の期待以上の効果が得られたと満足しています。今後も「パブえもん」を積極的に活用し、テレビ朝日の宣伝力を高めて行きたいと思います。』と述べています。
用語解説
【パブえもんについて】
「パブえもん」は、社内外の番組スタッフが原稿や写真を共同編集し、媒体記者に対して自動的に番組宣伝情報を配信するシステムです。
【株式会社オレガについて】
株式会社オレガは、オブジェクト指向技術に基づく全く新しいメッセージングソリューションを提供するために、2000年3月に設立されました。オレガは、コラボレーションを強力に推進するデジタルワークプレイス・ソフトウェアであるAlternaxを開発・販売しています。詳細な情報は、Webサイト (リンク ») でご覧いただけます。
【Alternaxについて】
Alternaxは、部門や組織の壁を越えて柔軟に付加価値コミュニティを形成し、Web上でデジタルワークプレイス(仮想の仕事場)を実現させるコラボレーション・ソフトウェアです。従来のグループウェアが閉じた社内LANを前提としていたのに対して、Alternaxはオープンなインターネットを前提としているところが大きな違いで、コラボレーションに必須の高度なセキュリティ管理、教育不要の容易な操作性、関係者の閲覧状況が分かるステータス管理などを主な特徴としています。Alternaxは既に放送局、広告代理店、製薬メーカー、流通業、大学など、ビジネスのさまざまなシーンで活用されています。
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