マイクロン・テクノロジー、デジタルカメラとカムコーダ向けの 高精細イメージセンサ新製品を発表、イメージング製品ラインナップを拡充

業界に先駆けた8メガピクセル・イメージセンサの量産も同時に発表

ビジネスワイヤ・ジャパン株式会社

2007-03-09 00:00

ビジネス関連編集者/テクノロジー関連記者各位 「PMA 2007」展示会、ブースNo. J260
米アイダホ州ボイジー及びネバダ州ラスベガス発 -- (ビジネスワイヤ) -- 2007年3月8日 -- マイクロン・テクノロジー社は本日、ラスベガスで開催中の「PMA(フォト・マーケティング・アソシエーション)」展示会で、一般ユーザ向けデジタルカメラとカムコーダ用の新型CMOSイメージセンサ2点を発表しました。これらの新製品により、一般ユーザ向けの手軽なデジタルカメラで、高性能デジタル・一眼レフ(D-SLR)のような高画質や超高速バーストモード、さらにハイエンドのカムコーダのような高精細(HD)動画の録画を行うことが可能になります。


マイクロン・テクノロジー社イメージンググループ担当副社長のボブ・ゴーブは次のように述べています。「一般ユーザの間で高精細テレビに対する需要が高まっているのに伴い、デジタルカメラの主力機種の間でも高精細動画の録画機能が他社製品との差別化を図る重要な要素となりつつあります。今回発表された新型センサは、業界をリードするマイクロンの高速CMOS画像処理技術を搭載しており、スタンダードな高精細動画の録画機能をサポートしています。マイクロンは、高集積・多機能の8メガピクセル・センサや、手ぶれ補正機能付き新型720プログレッシブ・ビデオセンサなどの製品を通じて、CMOS画像処理分野での技術革新を続けており、手のひらサイズの一般ユーザ向けコンパクト・カメラにハイエンドな機能を搭載するための技術をカメラメーカー各社に提供しております。」


マイクロンの新5メガピクセルHDイメージセンサ(製品番号MT9P401)は、高画質の高精細動画と静止画を撮影できるハイブリッド・カメラ用に設計された製品で、光学フォーマットは1/2.5インチと小型ながら、720プログレッシブ・フォーマットで毎秒60フレーム(fps)の高精細動画の録画が可能です。また、バーストモードでは15枚の静止画を速写できるので、ユーザは狙った瞬間を確実に捉えて撮影することができます。この新型センサは、現在量産中の8メガピクセル・センサ(製品番号MT9E001)や、現在市販のカメラに採用されている標準精細度の5メガピクセル・センサ(製品番号MT9P001)などの、業界をリードするマイクロンの製品ラインナップに加わることになります。


さらにマイクロンは、一般ユーザ用デジタル・カムコーダ製品向けの、720プログレッシブ・フォーマットで毎秒60フレームの撮影が可能で低ノイズ性能にも優れた新型の高精細ビデオセンサ(製品番号MT9M002)についての発表も、同時に行いました。望遠ズームレンズ対応の同センサには、マイクロンが誇る2.2ミクロン「DigitalClarity」ピクセル技術が投入されており、1/4.5インチ光学フォーマットにより、カメラメーカーは小径で低コストのレンズを搭載したコンパクトなHDカムコーダを設計することが可能になります。同センサは、手ぶれ補正用に予備のピクセル・エリアも備えており、手ぶれやカメラの振動で起こる画像のちらつきやぶれを低減します。


前出のゴーブ副社長は、「CMOS画像処理技術により、高精細機能はもとより、スローモーション撮影で録画した野球のスイングなどの劇的な場面を再生して振り返るなど、動画処理の様々な新機能を追加することができます。」と付言しました。


業界をリードするマイクロンの8メガピクセル・イメージセンサが量産開始

2006年5月に試作品として発表されたマイクロンの8メガピクセル・イメージセンサの量産が開始されました。この8メガピクセル・イメージセンサは、1.75ミクロン・ピクセル設計を採用し、1/2.5インチ光学フォーマットの小型サイズに対応しています。このイメージセンサは、デジタル・スチルカメラの連写モードでは、フル解像度で毎秒10枚以上、2メガピクセル解像度で毎秒30枚以上の写真撮影が可能なほか、その高速性能を活かして手振れやオートフォーカスの高速反応による画像のぶれを低減する高度な機能を実現しており、貴重な瞬間を捉えた自然なスナップショットを鮮明な画像で記録することを可能にします。また、720プログレッシブ・フォーマットで毎秒30フレームに相当する高精細動画をデジタルカメラで録画・再生することも可能です。


マイクロンは、デジタル写真分野での業域を広げる努力を続けており、デジタル・スチルカメラとビデオカメラの世界に新しい体験をもたらすことに力を注いでいます。カメラ付き携帯電話用CMOSセンサ市場でトップシェアを誇るマイクロンは、最近デジタルメモリーカード技術大手のレキサー社を買収しており、デジタル写真愛好家のための革新技術開発の最前線に立っています。写真に革新をもたらすマイクロンについての詳報は、「PMA 2007」展示会の当社ブース(番号J260)にお立ち寄り頂くか、下記の当社ウェブサイトの電子メディア・キットをご覧ください。
www.micron.com/media/mediakit/mig_pma_media_kit


出荷予定時期

マイクロンは、今回の新型センサをサンプル出荷中で、量産開始は2007年第3四半期(7-9月)を予定しています。


マイクロン・テクノロジー社について

マイクロン・テクノロジー社は、先進的な半導体ソリューションを提供する世界的大手企業です。マイクロンは、世界全域での事業活動を通じ、最先端のコンピュータ-、家電製品、通信機器、モバイル機器などに使われる、DRAM、NANDフラッシュメモリ、CMOSイメージセンサ、その他半導体部品とメモリ・モジュールなどを製造・販売しています。マイクロンの普通株式はニューヨーク証券取引所(NYSE)にMUのコード名で上場取引されています。マイクロンに関する情報は、当社ウェブサイト www.micron.com をご覧下さい。

マイクロン、マイクロンのロゴ、DigitalClarityは、マイクロン・テクノロジーの商標です。その他の商標はすべて、各々の所有企業に帰属するものです。

このプレスリリースは、CMOSイメージセンサ「MT9P401」および「MT9M002」の生産に関する「将来予測表明」を含んでいます。実際の事象や結果は、「将来予測表明」に含まれたものと大きく異なる可能性があります。マイクロン社が、時宜を得て米証券取引委員会に提出した連結ベースの文書、特に当社直近の書式「10-K」と「10-Q」を参照願います。これらの文書には、連結ベースで実際の結果が「将来予測表明」(「一部要因」参照)に含まれたものと大きく異なる原因となりうる重要な要因を含むとともに、それらを特定しています。「将来予測表明」に反映された予測は妥当なものと思われますが、当社は将来の結果、活動のレベル、実績、業績などを保証することはできません。当社は、このプレスリリースの発表日以降、実際の結果に応じて、この「将来予測表明」を更新する義務を一切負うものではありません。
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