SPSS、インターネット・リサーチASPサービスを開始

運用環境を持たずにWeb調査プラットフォームの利用を可能にする低廉なサービス

エス・ピー・エス・エス株式会社

2007-04-19 11:00

 Predictive Analyticsを提唱するエス・ピー・エス・エス株式会社(以下、SPSS Japan)は、サーベイ統合パッケージ「Dimensions」のASP方式の新サービス「Dimensions ASP」の受注活動を5月1日から開始することになりましたので、お知らせします。

 「Dimensions ASP」サービスは、アンケートや調査に必要なプロセス、「調査票デザイン」から「データ収集」「集計/分析」および「レポーティング」の一貫した機能を提供します。マーケティング・リサーチや顧客満足度調査など企業が顧客から「本音」を引き出すための各種データ収集や、学術的な研究のためのデータ収集を可能にするサービスです。これにより、必要なデータを必要な時に収集することができ、ビジネス、研究の両分野における調査、データ収集により柔軟に、より素早く対応することが可能となります。

 「Dimensions ASP」の利用料金(税込み)は、調査件数により年間24,000回答(月2,000回答)までが1,320,000円/年からの年契約のほか、教育機関用価格378,000円(月400回答まで)が用意されます。企業、大学をはじめとする教育機関を中心に営業活動を展開し、年間で100件の受注を目指します。

 企業にとって情報システムが必要不可欠な存在になっていることはいうまでもありません。しかしながら、営業管理や顧客管理の機能強化はもとより、セキュリティや内部統制など要求機能の多様化、データの大容量化などが進み、システムの負荷が高まっています。
それに加え、管理、監視が複雑化しており、新しいシステムの追加、構築を敬遠する傾向が強まっています。一方、顧客理解を深めるために顧客の声を収集することへの要請は日々高まる傾向にあります。このように相反する要求を具体化したものが「Dimensions ASP」です。

 また、教育機関においては、学術研究や学生指導に必要となるアンケートなどのデータ収集が、コストや自由度、時間などの制約により、困難となる場合があります。「Dimensions ASP」は、こうした課題の解決に役立つものです。

 「Dimensions ASP」は、専用のハードウェアを持たずにWeb調査プラットフォームを利用可能するサービスです。「Dimensions」が持つ「調査票デザイン」、「データ収集」、「集計/分析」、「レポーティング」の機能をプログラミングすること無く、マウスによる操作で直感的に行うことができ、紙、Webなど異なるメディアの各調査データを一元管理し、データ加工、クリーニングの手間を大幅に削減します。中でも「集計/分析」については、統計解析ソフトウェアSPSSとの連携により、値ラベルの再設定など面倒な手間を最小限に抑えます。パネルデータの提供など、調査に必要となる周辺サービスも、ビジネスパートナーとの協業により順次提供していく予定です。

 利用までの手順も簡単で、申込み、契約締結の後、有償トレーニングの受講、その後に送付されてくるログイン情報を使って利用を開始することができます。

なお、「Web調査ASPサービス」の概要は次のとおりです。
                             以 上

<「Web調査ASPサービス」の概要>
●サービス名称:Web調査ASPサービス
●サービス開始:2007年5月1日
●利用料金:一般1,320,000円(年間24,000回答、税込み)から
教育機関378,000円(シングルユーザー、1-400回答/月から、税込み)から
●販売計画:初年度100件
●販売方法:SPSS Japanの直販とビジネスパートナーの販売
●対応調査
・インターネット調査
・電話調査 (CATI オプション)
●機能
・調査票デザイン
・簡易な集計 (クロス集計 / フィルタ)
・ステータス表示 (完了件数など進行状況の確認)
・クォータ マネジメント (回収件数管理)
・サンプル マネジメント
・データ エクスポート (SPSSファイル, CSV, Dimensions XML)
・絞込み機能
・画像、動画調査
・進捗バー
・テンプレート各種

■SPSSについて
SPSS Inc.(NASDAQ‐SPSS)はPredictive Analyticsソフトウェアおよびソリューション提供のリーディング・カンパニーです。Predictive Analyticsは現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データを戦略的で有効なアクションにつなげることを言います。民間企業、大学、公共機関など25万以上の団体がSPSSテクノロジーを活用し、増収、コスト削減、プロセス改善、不正の発見と防止などに取り組んでいます。Fortuneトップ1000にランクされる企業のうち95%以上がSPSSユーザーです。SPSSは1968年に設立され、米国イリノイ州シカゴに本社をおいています。
詳しくはWebサイトをご覧ください。
SPSS Inc.: www.spss.com / SPSS Japan: www.spss.co.jp
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