さらに、マーク・コギンズは、以下のように続けます。「企業のIT部門に対する、エンタープライズ・レポーティング・アプリケーションとして、様々なスキルセットを持った何千ものユーザに向けてミッション・クリティカルな情報を配布したいという要求は増加の一途をたどっています。Actuateが提供するソリューションは様々なスキルに適したレポート作成環境によって、企業内の異なる組織それぞれが満足するために個々にセルフサービス化を推進することを可能にします。」
Actuate 9 SP2では、レポーティング・アプリケーションの開発をより速く、より効率的に大量のオーディエンスに対するデプロイを可能にする、高いユーザビリティとパフォーマンス向上がなされました。さらに本リリースはオペレーティング・システム、アプリケーション・サーバ、データベースおよびブラウザを含む主要なサードパーティー製品の最新バージョンをサポートします。このことはBIRTとBusinessReportの印刷出力品質の向上とともにレポートのより広範なデプロイメントを可能にし、高度なレポーティングへの要求を網羅します。
Actuate 9 SP2は、統合された複数の製品で構成されています。製品別の新機能は以下のとおりです。
Actuate BIRT: コラボレーティブ・レポーティング・アーキテクチャを支える基盤となる製品。Actuate BIRTはフレキシブルで100%ピュアJavaのレポーティング・テクノロジーです。様々なデータソースを使ったレポートを構築、公開できます。本リリースでは新たにレポート・テンプレートで使用するサムネイルの画像イメージをレポートデザインから自動生成できる機能の追加やPDF出力品質の向上が行われました。またIBM WebSphere 6.1アプリケーション・サーバへのデプロイのサポートが追加されました。
Actuate BusinessReport Studio: Actuate 9の発表以来、BusinessReportはActuateプラットフォームのもっとも強力な機能として、Webブラウザを使ったアドホックなレポート作成環境を提供してきました。本リリースでの主な強化点は以下となります。
・表示されているデータに基づきサイズを自動調整するオートサイズ機能
・正確なレポート・レイアウトを実現するためのグリッドライン機能
・レポートオブジェクトの操作性を向上するドラッグ・ハンドルの提供
・集計/計算ラベルの編集機能
Actuate Interactive Viewer: Actuate Interactive Viewerは、エンドユーザにレポート出力をパーソナライズするためのRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)を提供します。表示エンジンをiServer(アプリケーション・サーバ)上へ移動することによりエンタープライズ環境での大幅なパフォーマンス向上が実現しました。複数の条件を組み合わせた複合フィルタ設定により、レポート上での広範囲な分析が可能になりました。例えば、オーダー総額が一定額以上で米国と日本のデータのみをリストアップするフィルタを作成するといったことができます。
Actuate Information Object: Actuate Information Objectは、企業情報をやさしいビジネス用語で表示する仮想メタデータビューを提供し、e.Report、e.Spreadsheet、BusinessReport、BIRT ReportおよびActuate QueryといったActuate製品によって参照されます。 リアルタイムに異種データソースを組み合わせるエンタープライズ・インフォメーション・インテグレーション(EII)技術により、企業横断の意思決定を加速します。本リリースでの主な強化点は以下となります。
• ルール/コストベース最適化を含む、よりきめ細かなクエリ実行の制御
• 中間結果セットの効果的なデータ格納機能
• クエリの振る舞いを制御するための明示的なクエリ・トリミング・ヒント
Actuate e.Spreadsheet: この製品はスプレッドシートの生成、メンテナンス、アーカイブおよびセキュリティを自動化し、一元管理を行うものです。Excelの問題点であるバージョン不一致を除去し、多数のファイルの増殖を抑制します。今回のリリースでは生成/表示のパフォーマンス向上に加え、ダイナミックなセルのロック機能が追加されました。
Actuate e.Report: 開発者はアクチュエイトe.Reportを使用して、カタログ品質のレポートを作成することができ、ファイアウォールの内側のみならず外側にも配布することができます。本リリースでは開発生産性の向上をもたらす数々のエンハンスメントが行われました。
Actuate 9 SP2は以下のプラットフォームを新たにサポートします:
Microsoft Windows Vista, Internet Explorer 7, Excel 2007, Adobe 8, Firefox 2, Red Hat Enterprise Linux 5, Suse Linux Enterprise 10 and WebSphere Application Server 6.1. and Community Edition 1.1.
出荷開始日と価格:
Actuate 9 SP2の出荷開始日は8月20日です。価格につきましては、弊社および販売代理店にお問い合わせください。
問い合わせ先:
アクチュエイト ジャパン株式会社
営業本部 マネージャー
平山 愉二
Email: yhirayama@actuate.com
Tel: 03-5456-5406
アクチュエイト ジャパンについて(Actuate Japan Co., Ltd.)
アクチュエイト ジャパン株式会社は、企業パフォーマンスの飛躍的な向上を支援するビジネス・インテリジェンス、エンタープライズ・レポーティングおよびパフォーマンス・マネージメント・アプリケーションの世界的なリーディングカンパニー、米国アクチュエイト社(米国カリフォルニア州サウス・サンフランシスコ、NASDAQ:ACTU)の日本法人(設立:1996年)です。主力製品「Actuate」は、エンタープライズ環境における全てのアプリケーションに、業界最高クラスのスケーラビリティ、信頼性、柔軟性、パフォーマンスを備えたレポーティングやBI機能を提供し、あらゆるユーザ(従業員、パートナーおよび一般顧客)に対し、簡単にアクセスでき容易に理解することができる情報を提供します。全世界で4000社以上(国内では400社以上)の企業に採用されています。
アクチュエイト社は米国で1993年に設立されました。ワールドワイドにビジネスを展開しており、日本をはじめ、シンガポール(APAC)、中国、トロント、フランス、ドイツ、イギリスに拠点を展開しています。
(米国本社 : (リンク ») 日本: (リンク ») )
Actuate は、アクチュエイト社の登録商標です。BIRT Report, e.Spreadsheet, BusinessReport, e.Report は、アクチュエイト社の登録商標です。その他の社名やトレードマークは各企業の所有するトレードマークです。
2007, Actuate Corporation.
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。