エンジニアリング・プロセスの自動化・統合化・最適化システムの最新版 「iSIGHT-FD 3.0」を発表 信頼性、ロバスト設計のための「タグチメソッド」を追加搭載し、 品質のばらつきが少ない製品を、設計・開発段階で作りこみ可能に

アプリケーション・インターフェイス・コンポーネントを合計40種に増強

エンジニアス・ジャパン株式会社

2007-09-11 11:00

エンジニアス・ジャパン株式会社(本社:横浜市港北区、代表取締役社長 加藤 毅彦、以下 エンジニアス)は、エンジニアリング・プロセスを自動化・統合化・最適化するソフトウェアの最新版「iSIGHT-FD (アイサイト・エフディ) 3.0」(日本語版)を発表し、9月20日より販売開始いたします。
「iSIGHT-FD 3.0」は、信頼性、ロバスト設計手法を大幅に強化し、既存の「シックスシグマ」の機能強化に加え、新たに「タグチメソッド」として有名な品質工学手法を「タグチロバスト設計」として搭載しました。


「iSIGHT-FD」は、「ソフトウエア・ロボット」をコンセプトとして、設計環境の自動化・統合化・最適化を業界で初めて可能にし、1995年の発売以来世界400社以上で採用されているエンジニアスのフラッグシップ製品である「iSIGHT」を、米国国家プロジェクトより生まれた最新の「FIPER」のアーキテクチャにより進化させた製品です。
「iSIGHT-FD」は、Windowsに準拠したGUIとコンポーネント・プラグイン・アーキテクチャを採用し、外部プログラムとのインターフェイスやポスト処理などの各種機能などをコンポーネント(部品)として、エンジニアリング・プロセスに合わせて、コンポーネントのアイコンを、ドラッグ&ドロップ / コピー&ペーストしてワークフローを構築できます。エンジニアが高度なエンジニアリング・プロセスを容易に構築、自動実行することが可能です。


また、構築したワークフローをライブラリに保存し、共有・再利用することが可能なことから、構築したワークフローのノウハウを利用して設計・開発プロセスの効率化を促進します。 高度な知識や熟練を必要とするCAEアプリケーションや最適化プロセスを専門のエンジニアでなくても使える環境をコンポーネントとして組み込み、自動実行することで、設計・開発の初期設計段階において設計者への展開や、CAEを活用する「CAEのフロントローディング」である「Up-Front CAE」の実現が可能となります。さらに、「FIPER」ACSサーバを導入することにより、「iSIGHT-FD」で構築、蓄積されたデータやワークフロー、コンポーネントなどを一元管理することができ、より一層、効率化や「Up-Front CAE」の実現に効果をもたらします。


「iSIGHT-FD」は、最適化手法として、「DOE(実験計画法)」、「Optimization(最適化手法)」、「Monte Carlo(モンテカルロ法)」、シックスシグマの考え方を設計に取り入れた「DFSS(Design for Six Sigma/シックスシグマロバスト設計)」など、「iSIGHT」で実績のある手法を順次搭載してきましたが、今回発表する「iSIGHT-FD 3.0」は、品質特性のばらつきが少ない製品を、開発・設計及び工程設計段階で作りこむための品質工学手法「タグチロバスト設計」を新たに搭載しました。「タグチロバスト設計」では対話型の専用ポスト処理ツールを使って、応答値のS/N比、感度の要因効果図を表示し、ベスト、ワースト水準の組み合わせの切り替えや、任意の水準の選択などをマウス操作で対話的に行うことができます。


また、「iSIGHT-FD」は、CAD/CAEアプリケーション、ポスト処理ツールなどの各アプリケーションに特化したインターフェイスを「アプリケーションコンポーネント」として提供します。
これにより、専門的な知識を必要とするアプリケーションごとに異なる入出力ファイルのフォーマットを熟知することなく、必要なパラメータを「iSIGHT-FD」の統一されたGUIから設定できます。
「iSIGHT-FD」は、2005年の発表以来、パートナ各社との協業により、順次アプリケーションコンポーネントを増強してきましたが、「iSIGHT-FD 3.0」で利用可能なアプリケーションコンポーネントは合計で40種になりました。これらは、日本語化を含めローカライゼーションが済み次第、順次出荷いたします。


「iSIGHT-FD 3.0」の日本語GUIはWindow、UNIX、Linuxなどの全てのプラットフォームに対応しており、年間ライセンス価格は100万円(税別)~で、出荷開始は2008年2月の予定です。


尚、エンジニアスは、9月19日(水)・20日(木)、横浜ロイヤルパークホテルにて開催する「CAOフロンティア2007」にて、「iSIGHT-FD 3.0」、「FIPER 3.0」の詳細を発表し、展示・デモンストレーションを行う予定です。
詳細はWebサイトをご覧ください。
(リンク »)

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◆ 「iSIGHT-FD 3.0」 の価格と出荷時期
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◇販売・出荷時期
販売開始:2007年9月20日 / 出荷開始:2008年2月(予定)


◇販売価格
年間 100万円 (税別) ~

※トレーニング、サポート費用含む1年間のライセンス・レンタル料金

※iSIGHT-FDは、ワークフローの作成やパラメータのマッピングを行う「Design Gateway」と、プロセスの実行や結果の検証を行う「Runtime Gateway」から構成され、お客様の利用形態により、それぞれ必要なライセンス数をフレキシブルに導入可能です。

※iSIGHT-FDに搭載可能な最適化手法の各コンポーネント「Design Driver」ライセンスは、お客様の必要に応じて選択、必要なライセンス数を導入可能です。


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◆ 「iSIGHT-FD 3.0」 動作環境
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Windows XP Professional、Vista Business, Windows 2000 Pro、Windows Server 2003、Windows XP x64
UNIX (AIX 5L v5.2 v5.3、HP-UX 11i v1 v2 v3、Solaris 9,10)
Linux (Red Hat Linux Enterprise v3 v4 v5、SUSE Linux 10)  ほか


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◆ 「iSIGHT-FD 3.0」 で利用可能な
アプリケーションコンポーネント
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以下のアプリケーションに対応したコンポーネントをオプションで提供します。
ユーティリティ:Data Matching
CAE:LS-DYNA、PAM-CRASH、MSC.Nastran、ANSYS Workbench、Abaqus、Adamsなど
CAD:CATIA V5、UGS NX、Pro/ENGINEER
ポスト処理:VCollab、LS-POSTなど

このプレスリリースの付帯情報

タグチロバスト設計

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