フルーク・ネットワークス、ギガ・ネットワーク・テスター「NetToolシリーズ Ⅱ」でウィルスやスパイウェアを検出できるセキュリティ対応オプションを発売

コンパクトなハンドヘルドのインラインテスターにより、現場で手軽にセキュリティチェックが可能

株式会社フルーク

2007-09-25 00:00

テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人である株式会社フルーク(東京都港区、代表取締役社長:早川和己、資本金:1億円)は、配線・サービス検査用に役立つ、ギガ・ネットワーク・テスター「NetTool(ネットツール)シリーズⅡ」に、ウィルスやスパイウェア、アドウェアを検出する機能を装備した「NetToolシリーズⅡ NetSecure(ネットセキュア)」オプションを発表いたしました。このオプションにより、コンパクトなハンドヘルド型の「NetToolシリーズⅡ」を持って、現場で手軽にマルウェアを検出するセキュリティチェックができるようになりました。すでに「NetToolシリーズⅡ」を購入されたユーザーにはオプションとして提供され、はじめて購入されるユーザーには、セキュアモデルとしての本体およびその他アクセサリーとともにキットでの提供となります。

 「NetToolシリーズⅡ NetSecure(ネットセキュア)・オプション」の価格は、40,000円(税別)。
また、「NetToolシリーズⅡネットワーク・サービス・キット」(本体+オプション、その他)は、498,000円(税別)での提供となります。

「NetToolシリーズⅡ NetSecure(ネットセキュア)」および「NetToolシリーズⅡネットワーク・サービス・キット」の初年度売り上げ合計目標は、300ユニットをめざしております。

■単なる情報セキュリティの問題から、企業ネットワーク環境の安全を揺るがすセキュリティー問題へと変貌を遂げたマルウェア問題を、パフォーマンス・テスト中に解決できる画期的な機能

昨今、ウィルスのみならず、スパイウェア※、アドウェア※といったマルウェア※の問題は、単なる情報セキュリティの問題から企業ネットワーク環境全体の安全性を揺るがすものとして、ネットワーク技術者の間で大きな問題となっています。とりわけ、スパイウェアやアドウェアはフリーソフトやウェブ広告の増加により侵入しやすい経路をもつ状態となり、米企業の80%以上がマルウェアによってデスクトップ管理に悪影響を受けているということも言われています。(米フルーク・ネットワークス調べ)
しかし、これまで、日々行なっているパフォーマンス・テストとは別に、その原因追求には、セキュリティ専門のツールが必要です。しかも、場当たり的な試行錯誤のトラブルシューティング手法で対応するしかなく、余計な手間ばかりかかっていました。このたびの「NetSecure(ネットセキュア)・オプション」により、ネットワーク技術者は、ネットワークの接続性とパフォーマンス・テスト中のスパイウェア、アドウェア※、及びウィルス等の不正なアプリケーションを検知することができ、現在ネットワーク技術者の頭を最も悩ましている問題の一つを解決することができるようになりました。
また、同オプションは、常にアップデートが要求されるようなセキュリティ情報の定義や電子署名情報ではなく、実際のポートにおける動作情報をベースにして不正アプリケーションを検知するため、セキュリティ対策におけるメインテナンス・コストも削減できます。
さらに、同オプションは、IEEE802.1X※が認証プロトコルをサポートすることによって、外部からのセキュリティ攻撃の脅威からネットワークを守ることができます。
 
<「NetToolシリーズⅡNetSecure」オプションの機能>

●ソフトウェア・オプションのため、瞬時に「NetTool シリーズⅡ」にインストール可能。
●コンパクトなハンドヘルド型の「NetTool シリーズⅡ」にインストールすることで、現場で接続性の問題を解決している間に、手軽にスパイウェアやアドウェア、及びウィルスが存在するかどうかのチェックが可能。
●実際のポートにおける動作情報をベースにして不正アプリケーションを検知するため、セキュリティ情報のアップデート等が不要となり、コスト削減に寄与。
●無線LANのユーザー認証仕様としても知られているIEEE802.1Xが認証プロトコルをサポートする、以下の2つのメリット
1)ネットワーク上のクライアントをエミュレーションすることで適切な認証設定の検証ができ、ダウンタイムの発生を防止し、移設・増設後のトラブルシューティングが容易に可能。
2)IEEE802.1X認証過程を表示し、その認証失敗の理由を示すことにより、ユーザー認証問題のインラインでのトラブルシューティングが可能。
●認証に関する失敗原因のほとんどを占めるユーザーパスワード問題についても、その認証問題とその他の問題を即座に表示し、これによりネットワーク技術者の余分な時間浪費を防止。

■企業ネットワーク技術者に評判の高い定番ツールに、セキュリティ対応の先進機能が追加
NetToolシリーズは2001年2月の発売以来、ネットワーク技術者に好評なハンドヘルドのネットワークの 障害切り分けツールとして評価が高く、VoIPテスト機能の搭載や、容易な操作でネットワークと主要デバイスあるいはアプリケーション間の接続性について確認ができるNetProve(ネットプローブ)機能※の搭載など、絶えず現場第一線の技術者の声に応えて新製品を提供してきました。特に、昨年11月に発表した「NetToolシリーズⅡ」では、10/100/1000イーサネットのトラフィックやネットワーク・デバイスの問題を素早く解決し、PCだけに留まらず、VoIP、PoE、プリンター、コピー機等、数多く対応しています。

<価格>
「NetToolシリーズⅡ NetSecure(ネットセキュア)・オプション」・・・・・・・・・・・・・40,000円(税別)。
「NetToolシリーズⅡネットワーク・サービス・キット」(本体+オプション、その他)・・・498,000円(税別)。

フルーク・ネットワークスについて
フルーク・ネットワークスは、米国の精密電子計測器メーカーである「フルーク・コーポレーション」のネットワークス部門が2000年に分社化して生まれたネットワーク関連ツールメーカーです。「Network SuperVision solutions(TM)(ネットワークの可視性を最大限に高めるためのソリューション)」の提供を企業使命としており、お客様の重要なITインフラであるネットワークを常に最適な状況に保つための監視・解析やトラブルシューティングをサポートしております。現在、日本を含む世界50ヶ国以上で事業を展開しており、弊社の高品質・高付加価値ソリューションは既に世界20,000以上の企業ネットワーク、システム・インテグレーター等のネットワーク設計・構築の専門企業などで使用されています。
詳細は以下のURLをご参照ください。  (リンク »)

※NetTool、NetTool Ⅱ、NetSecure等は、米フルーク・ネットワークス社の登録商標または商標です。
※その他記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

このプレスリリースの付帯情報

用語解説

※アドウェア(adware): 無料で利用できる代わりに、ユーザーの画面に強制的に広告を表示させるソフトウェア。ソフトウェア操作画面に直接広告を表示するものや、Webブラウザに広告ウィンドウを表示させるもの等がある。
※スパイウェア(spyware): PCにいつの間にか組み込まれ、どのサイトを見たか、どのショッピングサイトを利用したかといった情報を外部に漏らすソフトウェア。
※マルウェア(malware): ウイルス、ワーム、スパイウェアなど、悪意のあるソフトウェアのこと。

※NetProve機能: NetProve機能は、接続性問題の原因がネットワークにあるか、PC、ルーター、サーバーなど、その他機器にあるかを特定することで、問題の解決を支援します。接続性のテストに、キー・デバイスで構成されるユーザー定義のカタログを利用し、ネットワーク・レベル (デバイスのピングによる) およびアプリケーション・レベル(アプリケーション・ポートとの通信による)での接続性を検証できる。
※IEEE802.1X: 無線LANのユーザー認証仕様としても知られている。

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