アクティブコア、生活者の行動属性に適した広告を自動表示するASPサービス「ad insight」の提供開始

株式会社アクティブコア

2007-10-01 07:00

株式会社アクティブコア(本社:東京都港区 代表取締役社長:山田賢治 以下、アクティブコア)は、生活者の閲覧履歴から一人一人の行動属性(興味や嗜好)を捉えた広告クリエイティブを広告主サイト向けに自動表示するASPサービス「ad insight」を10月1日より販売開始します。
広告配信システムは、検索キーワード連動型や閲覧履歴を利用する行動ターゲティングなど、より精度の高い配信技術を必要とします。しかし、行動ターゲティングに代表される広告配信システムは、媒体社向けのソリューションであるため、広告主は、広告メディアを購入する以外に、自社サイトにおける生活者の行動属性に適した広告を表示することが出来ませんでした。


ad insightは、生活者のその瞬間と過去の閲覧履歴から興味や嗜好を表すセグメント情報を基に自動分類するため、条件定義(配信ルール)を必要とせず、広告主サイトに向けて利用者一人一人の行動属性に合った広告を表示します。また、配信精度を自己学習により改善する機能を備え、行動属性の類似性に基づくレコメンド表示にも対応します。広告主は、広告メディアに限らず自社メディア(SNSやブログ等)から自社サイトまでの利用者の購買プロセスを通して、集客・認知から獲得までを誘発する広告配信の構築が可能です。


【ad insightの特徴】


■自動分類による行動ターゲティング
生活者がサイト訪問時に接触するコンタクトポイント(キーワードや広告媒体や流入元)やその瞬間と過去の閲覧履歴から生活者の嗜好や興味を自動分類する行動ターゲティングによる表示。


■都道府県別による地域ターゲティング
IPアドレスから生活者の都道府県を判別するターゲティング。例えば、同じキーワードで訪問した場合 でも、東京と名古屋の利用者に対して異なる広告を表示。


■ステータス(区分)によるリターゲティング
生活者のステータスを判別したリターゲティング。例えば、生活者を到達ページ毎(例 申込フォーム、 購入ページ)に「潜在客」、「見込客」と判別し、ステータス(区分)に応じたリターゲティングによる表示。


■属性ターゲティング
生活者の性別、年齢、家族構成等の属性条件を組み合わせるターゲティング。例えば、同じキーワードで訪問した場合でも、「男性 独身」と「男性 既婚」の利用者に対して異なる広告を表示。


■学習機能による自動最適化
生活者が表示広告をクリックした際のクリック効果が高い接触媒体をスコア化する自己学習機能。初めて訪問する生活者に対しても、類似した接触媒体から流入した生活者がよくクリックする広告を表示。


アクティブコアは、広告主向けの行動ターゲティング分析ASPサービス「ac cruiser(注1)」で培ったノウハウを活用し、ad insightを開発しました。従来のA/Bテスト(注2)や多変量解析(注3)による表示確率を用いた手法では対応できない利用者の行動属性に対する最適化を、行動ターゲティング技術による自動最適化にて実現します。ad insightは、ac cruiserと連携し、広告担当者やサイト管理者が、自社サイトの効果測定(検証)から顧客獲得までの施策対応(アクション)をサポートするマーケティングプラットフォームとして機能します。


【サービス料金体系】
初期費用:¥105,000(税込)
月額費用:¥52,500(税込) (月間インプレッション数が20万未満の場合)
※自動配信する広告クリエイティブの月間インプレッション総数に応じた従量課金サービスです。


媒体社向けに広告配信する成果報酬型ASPサービスは、年内にリリースする予定です。

用語解説

注1.広告ポストクリック分析やSEO/SEM分析を提供しており利用社数は130社(2007年9月30日)。


注2.ランダムに表示する複数ページ(クリエイティブ)を比較してよりコンバージョン率が高いページ(クリエイティブ)を選択する手法。


注3.画像やテキスト、ボタンやヘッダーなどページの構成要素をランダムに入れ替えながら表示し、どの構成要素の組み合わせが最も効果的なのかをテストし、最適な組み合わせを見つけ出す手法。

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