□ 『携帯電話向けFlashの最新動向』
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□ BizMarketing サーベイ [SurveyReport]
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■ 資料概要
◇ いつのまにかFlash Lite対応端末だらけに
現在、すでに多くの携帯電話端末に携帯電話向け「Flash」が搭載されています。日本国内では2003年5月23日のNTTドコモの「mova D505i」での搭載を皮切りに、KDDI(au)やソフトバンクモバイル端末へも搭載されていきました。その結果、現在では市場に出回っている3G端末すべてにFlash Liteが標準搭載されています。また、2006年11月末にはauやソフトバンクモバイル端末への「Flash Lite 2.0」対応が発表され、Flash Lite 2.0対応を見送ったNTTドコモも「FOMA 905i」シリーズでの「Flash Lite 3.0」搭載を表明しました。
◇ 更新とともに携帯電話向けの特有機能を強化
「Flash Lite」はFlashを基に携帯電話向けに開発されました。パソコンで採用されているFlashの機能すべてに対応するには、携帯電話端末のCPUやメモリなどの性能が十分ではない点、端末のみの機能に対応する点などが考慮されています。当初はFlashのサブセットと揶揄されるFlash Liteであったが、1.0から1.1、2.0、2.1と更新されるに従い、携帯電話向け特有の機能を利用できるFlashという性格を強めました。
◇ CP各社もFlashコンテンツの提供に注力
現在のところ、「Flash Lite」対応端末では携帯電話ゲームやサイト、電子書籍、モバイル広告などが利用できます。Flash Lite対応端末の普及に伴い、コンテンツ・プロバイダ(CP)もゲームや電子書籍、モバイル広告などFlash Liteを利用したコンテンツの提供に余念がありません。FLASH Lite対応端末であれば、携帯電話事業者を選ばずに利用できる点も普及の追い風になっています。
■ ポイント
◇ 対応端末は約260機種!
NTTドコモの「mova 505i」シリーズ以降、「Flash Lite」対応端末は現在までに約260機種へ搭載されています。
◇ Flash Lite 3.0も発表!
米Adobe Systemsが2007年10月1日に最新版となる「Flash Lite 3.0」を発表しており、3.0では動画再生機能が強化されています。
◇ コンテンツ提供も盛ん!
「Flash」ゲームやサイト、電子書籍、モバイル広告などコンテンツ・プロバイダ各社の動きは旺盛です。
【Flash Lite対応端末数の市場規模(2006年度)】
◇ 全体の約80%がFlash Lite対応に
NTTドコモの「mova 505i」シリーズに「Flash Lite」が搭載されて以来、今やFlash Liteは隠れた携帯電話端末の必須機能といえる存在にまでなりました。いくつかの調査から端末におけるFlash Lite搭載比率が発表されており、それらを参照すると、約80%程度の携帯電話ユーザがFlash Lite対応端末を所有しているものとみられます。
■ 資料目次
・要約
・キーワード
1.市場概況
いつのまにかFlash Lite対応端末だらけに
更新とともに携帯電話向けの特有機能を強化
CP各社もFlashコンテンツの提供に注力
2.Flash Lite対応端末数の市場規模(2006年度)
全体の約80%がFlash Lite対応に
3.米Adobe Systems(アドビ システムズ)の動向
07年10月にFlash Lite 3.0を発表
すでにFlash対応端末は3億台超
07年10月にTelecaとFlash導入支援で提携
海外でもFlash対応進む
06年11月にauとSBMの最新端末へFlash Lite 2.0搭載を発表
4.携帯電話事業者各社の動向
事業者によって異なるFlash Liteの採用
NTTドコモの動向
mova 505iシリーズからFlashに対応
表:事業者各社のFlash Lite対応端末数
表:NTTドコモ向けシャープ製端末のFlash Lite対応一覧(合計19機種)
表:NTTドコモ向けパナソニック モバイル製端末のFlash Lite対応一覧
(合計24機種)
表:NTTドコモ向けNEC製端末のFlash Lite対応一覧(合計26機種)
表:NTTドコモ向け富士通製端末のFlash Lite対応一覧(合計22機種)
表:NTTドコモ向けソニー・エリクソン製端末のFlash Lite対応一覧
(合計12機種)
表:NTTドコモ向け三菱電機製端末のFlash Lite対応一覧(合計20機種)
表:NTTドコモ向け三洋電機製端末のFlash Lite対応一覧(合計3機種)
表:NTTドコモ向け米Motorola製端末のFlash Lite対応一覧(合計2機種)
表現力の向上に携帯電話向けFlashを採用
07年3月にiチャネルが1,000万を突破
KDDI(au)の動向
Flash Lite対応端末数は約100機種
表:KDDI(au)向け東芝製端末のFlash Lite対応一覧(合計19機種)
表:KDDI(au)向けソニー・エリクソン製端末のFlash Lite対応一覧
(合計10機種)
表:KDDI(au)向けカシオ計算機製端末のFlash Lite対応一覧(合計12機種)
表:KDDI(au)向け三洋電機製端末のFlash Lite対応一覧(合計25機種)
表:KDDI(au)向けシャープ製端末のFlash Lite対応一覧(合計3機種)
表:KDDI(au)向けパナソニック モバイル製端末のFlash Lite対応一覧
(合計2機種)
表:KDDI(au)向け日立製作所製端末のFlash Lite対応一覧(合計8機種)
表:KDDI(au)向け京セラ製端末のFlash Lite対応一覧(合計15機種)
表:KDDI(au)向けau design project製端末のFlash Lite対応一覧
(合計4機種)
合計11機種のau端末がFlash Lite 2.0対応に
景品にFlashゲームなどを用意
07年6月から吉本興業と共同キャンペーンを実施
Flash対応となったPCサイトビューアー
装飾メールにもFlash Liteが活躍
06年9月にFlash Lite 2.0搭載を発表したソフトバンクモバイル
表:ソフトバンクモバイル向けシャープ製端末のFlash Lite対応一覧
(合計21機種)
表:ソフトバンクモバイル向け東芝製端末のFlash Lite対応一覧(合計9機種)
表:ソフトバンクモバイル向け海外メーカ製端末のFlash Lite対応一覧
(合計8機種)
5.Flashコンテンツの拡大化
携帯電話ゲームの動向
CELLの動向
CELLによるFlashゲーム制作の方針
米Verizon Wirelessへコンテンツ供給した背景
将来的には欧州やアジアなどへも展開
無料ゲームにFlashを多用するドワンゴ
Flashゲームもモバゲータウン拡大要因の1つ
携帯電話カメラで指令をクリア
07年10月に端末でも脳内メーカーが利用可能に
07年10月にEZweb向けにFlashゲームを追加したサン電子
07年7月に無料ゲーム・サイトを開設したツタヤオンライン
07年6月からTOEIC学習サイトが3事業者対応に
07年4月に無料の携帯電話ゲーム・サイトを開設したfonfun
07年3月に低価格なゲーム・パッケージの販売を開始したインプロス
07年4月から無料ゲーム配信を開始したAskモバイル
06年11月に携帯電話ゲームの募集を開始したモブキャスト
電子書籍の動向
スターティアの動向
07年7月から電子漫画コンテンツ制作サービスを開始
07年1月からモバイル向け電子書籍作成ツールの提供を開始
表:ActionBrowser Mobileの主な機能
07年3月から擬似印刷物配信サービスの提供を開始した大日本印刷
07年2月から電子漫画変換ツールの無料提供を開始したセルシス
06年12月に一般向け電子漫画などの制作/配信管理システムの提供を開始
サイト構築ASPサービスの動向
07年7月からFlash対応画像変換ASPサービスの提供を開始
07年6月からアプリ・ゲームASPサービスの提供を開始
07年6月からFlashサイト構築ASPサービスの提供を開始
07年5月に携帯電話向けFlashサイト構築ASPサービスを発表
07年4月に携帯電話向け販促サイト構築ツールの新版を発表
モバイル広告の動向
07年9月からFlash活用のモバイル広告の提供を開始
07年6月にとくするメニューを全面更新したD2C
07年1月からゲーム起動時の広告販売を開始したDeNA
その他の動向
07年10月に4社がFlash Liteポーティング・サポートで合意
表:各社の役割
07年10月にエル・カミノ・リアルに資本参加したJストリーム
07年10月にFlash Lite 3対応製品を発表した加QNX Software Systems
07年9月に携帯電話向け仮想世界を開設したメディアグルーヴ
07年8月に動くプロフィール画像機能を追加したGocco
07年7月からFlash対応ニコニコ動画を開始したニワンゴ
07年7月から地図スクロール実験を開始したNTTレゾナント
07年5月に携帯電話向け動画変換システムで提携
07年5月から携帯電話向けRSSリーダの提供を開始
07年5月からシン・クライアント型サービスの提供を開始
07年4月にFlashによるドキュメント・ビューワを公開
07年4月からケータイサーチビューアーの出荷を開始
07年2月にコミュニティ・サイトを開設したディズニー
07年2月から動画共有サイトでアニメ配信を開始したバイアコム
海外の動向
07年10月にFlashアプリ導入を発表した米Verizon Wireless
Flashによるメニュー・リストを搭載したThe PRADA phone
図:The PRADA phone by LG
6.関連書籍の紹介
ケータイFlash Liteコンテンツ開発ハンドブック
ケータイFlash Lite互換性データ
ケータイ端末プロファイル分析調査報告書2006秋版
HTMLよりも効果のあるFlash版
7.関連リンク1
表:関連リンク1(五十音順)
8.関連リンク2
表:関連リンク2(五十音順)
■商品概要
商品名: 携帯電話向けFlashの最新動向
発 刊: 2007年10月
発 行: エムレポート
調 査: エムレポート
販 売: 株式会社ライブドア
判 型: A4判 全33ページ
価 格:【PDF】21,000円(本体20,000円+消費税1,000円)
※このレポートはPDFファイルでのご提供となります。
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■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社ライブドア
経営企画室 広報グループ
担当:南郷(なんごう)
電話:03-5155-0100
E-mail: press@livedoor.jp
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