Far EasTone、モバイル・ブロードバンド・サービスの提供にNortel WiMAXソリューションを採用

台湾政府が掲げるM-Taiwanモビリティー・ビジョンの実現への大きな一歩に

ノーテルネットワークス株式会社

2007-10-11 00:00

台北発 - Nortel* [NYSE/TSX: NT] は、台湾の大手通信事業者であるFar EasTone Telecommunications(以下、FET)がモバイルWiMAXネットワークの構築にあたり、同社の技術を採用したと発表しました。台北市を含む台湾の台北郡の住民は、ユビキタス・ワイヤレス・ブロードバンド・アクセスにより利便性が向上されます。
台湾政府のWiMAX推進プロジェクト「M-Taiwan」イニシアティブの参加事業者であるFETは、台北郡全域にモバイル・ブロードバンド・サービスを提供する予定です。同サービスの提供により、加入者はストリーミング・ビデオ、音楽、IPTV、VoIP、ビデオ会議、企業アプリケーションなどの広帯域サービスに、ノート型パソコンや、その他のWiMAX互換のデバイスを介して、ほぼどこからでもアクセスできるようになります。


FETエグゼクティブ・バイスプレジデントのジェフェイ J. ジー氏 (Jeffey J. Gee) は「WiMAXは、場所を問わず、顧客に革新的な情報および通信サービスを配信するという重要且つ新たな機会をもたらします。NortelのWiMAXソリューションは、当社の広範な技術審査中にも良好に稼動し、既存のFETモバイル・ブロードバンド・サービスを拡張するための堅牢で拡張性の高いソリューションを提供してくれると期待しています」と述べました。


Nortel Taiwanのジェネラル・マネージャー、Y.K.ツァイ(Y.K.Tsai)は「台湾は近年、エンドツーエンドのWiMAXエコシステムの開発におけるリーダーとして認められるようになってきました。台湾政府は、台湾の住民に対し、簡単にアクセス可能なモバイル・ブロードバンドを導入するという「M- Taiwan」ビジョンを提唱しており、FETによるWiMAXサービスの実運用化は、このビジョンをさらに促進するものです。NortelのWiMAX ソリューションは、ハイパーコネクティビティーという複雑なネットワーク接続の時代において、簡素化したネットワークを提供します。つまり、人と人、人と機械、機械と機械の通信を、安全で高速なモバイル・ブロードバンド接続のネットワークで提供します」と述べています。


モバイル・サービスへの加入者が600 万を超えるFETは、台湾最大手の無線通信事業者の1社です。FETは、M-Taiwanイニシアティブに参加するほか、台湾の最近のライセンス入札で WiMAX無線周波数帯を獲得しました。台湾は、2007年7月にモバイル通信事業者に交付した6つのライセンスを基に、2008年にWiMAX商用サービスを実運用化する予定です。


FETのネットワークは、16e Base StationおよびAccess Service Network(ASN)ゲートウェイを含む、NortelのMIMO機能搭載のモバイルWiMAXソリューション・ポートフォリオを使用して構築されます。また、Nortelは、同社のグローバル・サービス・ポートフォリオからネットワーク管理サービスを提供する予定です。Nortel製品は、パブリックおよびプライベートの両方の無線ネットワークに対応するモバイル技術を内蔵しており、通信事業者が顧客の要求するワイヤレス・ブロードバンド・サービスを提供するために必要なソリューションを実現しています。


Nortelは、8年以上に渡り OFDM/MIMOの開発に取り組み、WiMAX技術の標準化において主導的役割を担ってきました。Nortelは、台湾、オーストラリア、日本、ドイツ、ギリシャ、ロシア、米国、カナダ、ブラジル、およびメキシコを中心に世界中でWiMAXの試験運用の実施およびネットワークの導入を進めています。


Nortelのグローバル・サービス・ポートフォリオでは、エンドツーエンドのマルチベンダー/マルチテクノロジー・ネットワークに対応したネットワーク・アプリケーション、実装、管理、およびサポートといった完全な範囲のサービスが用意されています。


Nortelについて
Nortelは、通信技術分野のリーダーとして、BUSINESS MADE SIMPLE(ビジネスをよりシンプルに)という理念を具体化して顧客の皆様に提供します。Nortelは通信事業者と企業の双方に向けた次世代技術により、マルチメディアやビジネスに必要不可欠なアプリケーションをサポートします。またNortelは、ネットワークを簡素化し、人と必要な情報を必要なときに結びつけて、効率改善、迅速化、パフォーマンス向上における障害を取り除くよう技術設計を行っています。Nortelの事業展開は世界150か国以上におよびます。詳しくは、www.nortel.com をご覧下さい。またNortelに関する最新のニュースは、www.nortel.com/news でご覧いただけます。


当プレスリリースには、「可能性」「見込み」「場合」「期待」「思われる」「意向」「約」「計画」「想定」「努める」およびそれらに類似する表現およびそのバリエーションが含まれている場合があります。これらの表現は、関連証券法にもとづく予示的声明や情報を示しています。これらの情報は、Nortelを囲む事業環境、景気、市場に対するNortelの現時点における期待、見積、予測、予想に基づいています。またこれら情報は、予想が難しい重要な推定、リスク要因、不確定要因の影響を受けます。当プレスリリースで説明された結果や出来事は、実際の結果あるいは出来事と異なる場合があります。これらの要因やその他の詳細については、Nortel が米国証券取引委員会に提出した年次報告書Form 10-K、四半期報告書Form 10-Qおよびその他の提出書類に記載されています。Nortelは、適用法により要求されない限り、新情報、将来の出来事、その他の如何にかかわらず、あらゆる予示的声明を含め、このプレスリリースのあらゆる記載情報について、それを更新・改正する意思あるいは義務を放棄します。


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