このファイアコムズ社の新しいトランシーバーは赤色VCSELとPOF専用に設計されたレシーバーから構成され、端部未処理のPOFを迅速に接続可能なプラグレスのOptoLock(TM)端子を備えています。このトランシーバーは可視光を使用するため安全性が向上すると共にセットアップやテスト作業が容易になり、また業界標準の設置形状を持つことにより従来の機器と容易に交換し、低コストで消費者にとって使いやすいコネクタを使用したPOF経由の通信を実現します。
ファイアコムズ社のデシアン・オマホニー(Declan O'Mahoney)CEOは、「POFに適した可視光を送出するギガビット・トランシーバーが市場に登場するのはこの製品が初めてです。POFはスピーカー用ワイヤとして容易に作業することができ、また電気的な干渉を受けないため、このトランシーバーに対しては世界中の1394 FireWireネットワークやギガビット・イーサネット・ネットワークにおいて大きな需要が生まれると期待しています。」と述べています。
1月7日から10日までラスベガスで開催されるConsumer Electronics Show( www.cesweb.org )のN119-N120、LVCC会議室、HANAブースにて、ファイアコムズ社のこの画期的な製品をIEEE 1394ホームネットワークに組み込んだデモが行われます。
ファイアコムズ社は銅配線に代わる安価な選択肢となるPOF用の機器開発をリードしています。使いやすさ、コア公差の大きさ、および低コストによってPOFはさまざまな用途に急速に普及しています。一般消費者、産業、および自動車用として、銅配線やガラス製光ファイバーよりも使いやすく低コストの手段として開発されたPOFは、今では多くの自動車をはじめとする膨大な数の小規模ネットワークに使用されており、ホームネットワークやポイントツーポイントの接続にも急速に普及しています。
ファイアコムズ社の新しいEDL1000G-510ギガビット・トランシーバーはすでに出荷を開始しており、同社が日本、米国、および欧州に展開する販売網を通じてご注文いただけます(sales@firecomms.com)。
概要: ファイアコムズ社
Firecomms, Ltd.は総合半導体企業として可視領域の高速光源を開発しています。同社のレーザーとLEDは車内ネットワークやホームネットワークなど、小規模ネットワークの光データ通信に革命をもたらしています。ファイアコムズ社の小出力可視光レーザーを通じ、医療機器、バーコード用スキャナ、光ストレージ機器などにさらに進化の可能性が生まれています。
同社はアイルランドに本社を置き、10年にわたる光通信学に関する研究の経験、光学に関するノウハウ、およびガラス製光ファイバーでは高価過ぎる用途向けにコスト効率の高いソリューションを開発するための広範な知的資産ポートフォリオを有しています。同社の詳細については www.firecomms.com をご覧ください。
OptoLockはFirecomms Ltd.の商標です。
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Firecomms Ltd.
+81-45-514-9139
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