プロメトリック、Ruby技術者認定試験の国内/グローバル配信でCTCと独占契約締結 国内試験は2月25日よりスタート

プロメトリック株式会社

2008-01-21 09:00

プロメトリック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役兼最高経営責任者:松林知史)と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一)は、Ruby技術者認定試験の国内およびグローバルでのコンピュータを利用したテスト(CBT:Computer Based Testing)配信に関し独占契約を締結しました。 Ruby技術者認定試験のCBT配信は、2月25日より国内の47都道府県・200ヶ所以上の会場で日本語試験がスタートします。また、4月下旬より英語試験がスタートし、世界135ヶ国で配信される予定です。日本語試験の申し込みは、1月30日より、プロメトリック社の予約サイト(http://it.prometric-jp.com/testlist/ruby/index.html)で受付を開始します。
 Ruby技術者認定試験は、まつもとゆきひろ(通称Matz)氏によって生み出された、日本発のプログラミング言語「Ruby」の正しい知識を身につけたエンジニアを育成し、Rubyによるシステム開発の普及を目指すことを目的として2007年10月にスタートしました。Ruby技術者認定試験に合格すると、Rubyアソシエーションより『Ruby Association Certified Ruby Programmer』として認定されます。
本資格認定試験の実施にあたっては、オープンシステムの開発に長年の実績を持ち、Rubyに関する教育事業を行うなどRubyおよびRubyによるシステム開発の普及を推進しているCTCが、Rubyの普及と発展のための組織であるRubyアソシエーションからの委託を受け、運営業務を行っています。
Ruby技術者認定試験はこれまで、ペーパー試験として国内(東京と松江)で、10月27日より、3回開催されました。今後は、いつでも受験者の都合に合わせて受験が可能であり、すぐに結果がわかるCBTとして試験が提供されます。


なお、今回の契約締結にあたり、以下のコメントをいただいております。


ここ数年、エンタープライズ領域でのRubyに対する注目が非常に向上しました。設計者としては望外の喜びです。しかし、Rubyが市場に広まるにつれ、優秀な技術者の確保が企業にとっての課題として浮上してきました。従来コミュニティベースで発展してきたRubyと、エンタープライズ領域での要求とのギャップが顕在化したとも言えるでしょう。
エンタープライズとコミュニティとの間の掛け橋となることを目指すRubyアソシエーションは、CTC様にご協力をいただき、優秀な技術者が自らを証明できる手段として、また企業が技術者を確保する際の目安として、一助となるべく『Ruby技術者認定試験』を提供してきました。この度、プロメトリック様を通じて、この『Ruby技術者認定試験』を、どこでも、迅速に、確実に受験できるCBTとして提供できることが可能になりました。CBTを通じて『Ruby技術者認定試験』が技術者の皆様にも、企業の皆様にも、いっそうお役に立つことを祈願しております。


Rubyアソシエーション
理事長 まつもとゆきひろ

用語解説

■プロメトリックとは
プロメトリック株式会社は、科学的な評価測定事業とコンピュータを利用したテスト(CBT:Computer Based Testing)事業分野において 世界最大の市場シェアを誇る米国プロメトリックの日本法人です。 現在提供しているテストは、プロフェッショナル系のテストPMP®や各種資格試験の他、世界的な英語能力試験であるTOEFL® 、主要なIT(情報処理)系の認定資格試験、日本証券業協会の外務員資格試験など、500以上のテストがあります。
受験可能なテストセンターは全国に200カ所以上配置されており、日本国内のCBT市場においても、圧倒的な実績と信頼を勝ち得ています。詳細はwww.prometric.jp をご覧ください。


■CBTについて
CBT(Computer Based Testing)とは、試験に関わるすべてのプロセスをコンピュータ化するサービスです。このサービスにより受験者は、試験問題が用意されたコンピュータで、マウスやキーボードを使って解答し、試験終了と同時に試験結果を確認することができるようになります。CBTサービスのパイオニアである米国プロメトリックは、1990年代初頭からIT分野や職業ライセンス分野、アカデミック分野を中心とした各種認定資格試験・能力判定試験を提供しています。CBTの信頼性と利便性はすでに世界的に認知されており、試験の種類や提供する地域も急拡大しています。現在は世界135ヵ国にあるテストセンターにおいて試験を実施しています。

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