ノートPCの需要は第3四半期に高まる

株式会社データリソース

2008-02-05 16:00

米国の調査会社ウェブフィートリサーチ社は出版レポート「ポータブル機器向けHDD市場分析(1.8"/ 2.5 ") - Analysis of HDDs for Portable Markets (1.8" / 2.5 ")」のプレスリリースにおいて、1.8インチHDDのゆっくりした需要低下は、大きな容量のNAND型フラッシュがHDDベースのMP3やビデオプレーヤーなどのコンシューマ製品に浸透してきている兆しであるとの分析結果を発表した。
主にメモリとストレージ市場の調査を専門とする米国の調査会社ウェブフィートリサーチ社は、2007年第3四半期における2.5インチHDDの需要が高まっているという調査結果を得た。この高い需要は、主にホリディシーズンに向けてのノート型PCの購入増によるところが多い。また、2.5インチドライブのアプリケーションには、ゲーム、自動車、工業製品や、企業向けのブレードサーバや携帯型の外付けストレージなどがある。今年の初めにはサプライヤが市場のシェアを競って価格低下を招いたが、第3四半期での高い需要によって、ASP(平均価格)はたいていの容量レベルで比較的フラットにとどまった。2007年第3四半期のHDD全体の出荷台数は1億5500万台であり、そのうち2.5インチの移動体用ドライブは35%を占め、2006年同期の28%と比較しても大きく上昇している。

1.8インチのHDDの需要は、それでも第2四半期から第3四半期にかけて6%上昇しているが、1年前の同期における48%と比較しても大きく下がっている。この需要のほとんどは、コンシューマ電子機器のものであり、ほんのわずかな需要として、超小型モバイルPC向けに使われた。需要のゆっくりした低下は、大きな容量のNAND型フラッシュがHDDベースのMP3やビデオプレーヤーなどのコンシューマ製品に浸透してきているという兆しである。

ウェブフィートリサーチ社の調査レポート「ポータブル機器向けHDD市場分析(1.8"/ 2.5 ") - Analysis of HDDs for Portable Markets (1.8" / 2.5 ")」は、87ページで、HDD業界全体の詳細な予測を提供している。HDD業界全体の包括的な分析とともに、携帯型市場での1.8インチ/2.5インチHDDの四半期データを、出荷台数、ベンダシェア、容量毎のキャパシティ、スプリンドル速度、ベンダ製品比較、PCアプリケーションでのSSDとHDDの技術比較、さらにはそれらのノートPC市場への影響についても論じている。

[調査レポート]
ポータブル機器向けHDD市場分析 (1.8インチ/ 2.5インチ)
Analysis of HDDs for Portable Markets (1.8”/2.5”)
(リンク »)

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