本製品は、既存のExchange Server対応の『moconavi-GrW for Exchange』や、POPメール対応の『moconavi-eML(イーメール)』で実現している高セキュリティと高操作性を踏襲しております。
本製品の投入によりお客様の様々な環境に適用することが可能となり、Notes利用ユーザへの販売ならびに、moconaviシリーズ全製品の拡販を目指します。
◆『moconavi-GrW for Notes』の概要について
各キャリア(Docomo、au、SoftBank)の携帯電話やWindows Mobile対応のスマートフォン(WILLCOM、イー・モバイル)からリアルタイムにNotes/Dominoサーバ(6.5.x,7.0.x)のメール、スケジュール、アドレス帳、個人管理データの参照や更新が可能です。システム構成としてはサーバモジュールとモバイルアプリケーションから構成されております。
携帯電話でWord、Excel、PowerPoint、PDFなどのドキュメントファイルを、高速にズームやスクロールできるドキュメントビューワーを組み込んでおり、携帯電話やスマートフォンであっても使い勝手や視認性の高いモバイルツールとなっております。
また本製品のセキュリティポリシーとして、通信のSSL暗号化を行った上、ユーザID/パスワードならびに端末の個体識別番号での認証を行い、メールや、添付ファイルについては、Sync(端末とPCの同期)による端末へのデータ保持が一般的なWindows Mobileであってもドキュメントビューワーにより、端末上に一切データを残さない仕様となっております。万が一の紛失の際にもサーバのアクセス制御を行いますので、情報漏えい対策にも充足しております。
◆主な製品の特徴
1) マルチキャリア対応を実現しており、専用の携帯アプリのユーザーインターフェース及び使い勝手は、従来のCHTMLなどのWebベースのものと比較しても飛躍的に視認性、操作性に優れており、各通信キャリアや機種による差はなく、統一されております。
2) Notes/Dominoサーバと携帯端末を直接接続するのではなく、Gateway Serverを経由して接続するので、万が一Gateway Serverが攻撃を受けても企業システム(Notes/Domino)への影響はありません。
3) 高性能ドキュメントビューワ―により、Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのドキュメントファイルの、高速なズームやスクロール操作を可能としております。
4) 認証としては、システムのID、パスワードに加え、SIM認証・PIM認証対応、通信経路の暗号化(SSL)、データの暗号化など万全なセキュリティを提供します。
5) メールや添付ファイルなどのデータは、端末には一切残しませんので企業の機密情報漏えいのリスクを軽減します。
6) 企業のセキュリティポリシーに可能な限り従い、ファイアウォールの設定などは極力変更せずにシステム導入ができます。
なお、Notesのシステムインテグレータが、顧客ごとの独自NotesDBを携帯で見るためのカスタマイズを簡単に行えるツールの開発も計画しており、このツールを使えば、Notesで作ったワークフローや業務アプリケーションを携帯電話やスマートフォンで使えるようなカスタマイズが簡単にできるようになります。
販売については間接販売を前提にしたパッケージ販売やOEMでのライセンス販売に加え、ユーザーカスタムのNotesDBへの対応などのSIをいたします。
価格はサーバ48万円~(参考価格)、携帯アプリケーション1,500円/月(参考価格)~で、初年度に100社への導入を見込んでおります。
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