「アスキー・ドットPCウェブ-パソコンFAQ」サイトは、パソコンの操作方法やテクニックが紹介されており、パソコンを使う上で直面する疑問の解決に役立つWebサイトです。内容は、2007年3月に発売されて好評を博した解説書「ウィンドウズ ビスタ 完全操作1000技+α」(アスキー・ドットPC編集部編)から、特に人気のあったテクニックを厳選したものが掲載されています。今後、ExcelやFileMaker Proなどに関するテクニックも追加されて、コンテンツが拡充されていく予定となっています。
本サイトは、先月24日に発売された「アスキー・ドットPC」2008年5月号の特別付録DVD-ROMに収録されている、弊社がFileMaker Proで開発した「パソコン疑問解決」ツールと連動しており、Webサイトのコンテンツが充実するのにあわせて、同ツールも成長していく仕組みになっています。
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利用者のニーズや変化に迅速に対応できる開発環境の組み合わせ
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Webサイトの構築にあたっては、スクリプト言語Rubyで開発されたWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsと、代表的なワークグループ向けデータベースであるFileMakerが採用されており、弊社が開発を担当しました。Ruby on RailsとFileMaker Serverの連係部分には、FileMaker純正のFileMaker API for PHPと同様の使い勝手をRubyで実現した、Six Fried Rice社が開発したオープンソースソフトウェ
ア「Rfm」 *2 が利用されています。
Ruby on Railsを利用してWebサイトを構築すると、他のフレームワークよりコードの量が少なくて済み、繰り返しが排除され、開発者の生産性を高めることができます。
FileMakerは、帳票印刷や各種データ管理用のデスクトップアプリケーションを作りやすく、プロトタイプをごく短時間で作成できる生産性の高い開発環境であり、開発者だけでなく利用者にもメリットのあるデータベースです。
これらを共に使用することで生産性が高められ、ニーズや変化に迅速に対応しながら、短期間で開発を実現することができました。さらに、今回の事例は、現時点で世界的にもきわめて珍しいRailsとFileMakerによるWebサイト構築事例となります。
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弊社ホスティングサービスのプランをベースにしたサーバー運用
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サーバーの運用には、弊社が本日発表した、FileMakerに特化したホスティングサービスの新サービス「プラン9」 *3 をベースにしたカスタムホスティングが利用されています。
エミックでは、1998年よりFileMakerに特化したホスティングサービスを提供しており、おかげさまで今年で10周年を迎えます。今回の実績をもとに、ホスティング事業の長い経験を活かしながら、Webサイト構築事業の強化を推進していきます。
[注]
*1 月刊パソコン活用誌「アスキー・ドットPC」( (リンク ») )では、毎月FileMaker Proで作られたツールを紹介する記事(ファイルメーカーで作る「ちょい得」ツール)が連載されています。創刊10周年記念号となる2008年6月号は本日発売です。
*2 「Rfm」
(リンク »)
*3 弊社が本日発表したホスティングサービス「プラン9」の詳しいサービス内容は、Webサイト( (リンク ») )において公開しております。なお、Ruby on Rails対応サービスはプラン9の標準サービスには含まれません。
FileMaker及びファイルメーカーは、FileMaker, Inc.の米国及びその他の国における登録商標です。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。