Webアクセス解析ソフト「RTmetrics」のSaaS版を提供開始 Webビーコン/タグ方式の欠点を解決し、月額10万円~の低価格で利用提供

ページビュー、滞在時間、コンバージョンなどのサイト解析指標の把握だけでなく、 様々な条件でユーザを分類し、サイト上の行動を分析可能

オーリック・システムズ株式会社

2008-05-12 13:00

オーリック・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 幾留 浩一郎、以下 オーリック)は、Webアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics」(RTメトリックス) をSaaS (Software as a Service)方式で提供する新製品「RTmetrics SaaS Edition」を発表し、本日5月12日より販売開始いたします。
「RTmetrics SaaS Edition」は、Webページにタグを埋め込んでアクセスログを収集する方式を採用し、ハイエンドユーザの高度なニーズに応え詳細分析が可能な機能を搭載しながら、アクセス解析に不慣れなユーザでも使いこなせるようレポート機能を充実させています。
「RTmetrics SaaS Edition」の月額利用料は10万円~で、月間50万PV(ページビュー)~500万PV規模の中小規模サイトを運用するユーザに最適な価格設定で提供します。


オーリックは2002年からパケットキャプチャ方式のリアルタイムWebアクセス解析ソフト「RTmetrics」を提供し、大規模サイト、携帯サイトを中心として国内358社に納入実績があり、「RTmetrics SaaS Edition」は、アクセス解析の豊富な経験とノウハウを基に、ニーズに応じてオンデマンドで利用可能なSaaSモデルのメリットを活かし、より幅広い多様なユーザニーズに対応できるよう開発した新製品です。


昨今、Webサイトの利用方法は非常に多様化しており、PVや滞在時間などの単純なアクセス指標では、サイトを正しく分析・評価することはできません。
「RTmetrics SaaS Edition」では、サイト上のユーザの行動に主眼を置き、流入元、検索ワード、入口ページ、通過ページ、滞在時間、新規/リピートなどの切り口を用いて任意の抽出条件(セグメント)を設定し、セグメント毎のユーザ行動傾向を分析することが可能です。
例えば、Webサイトに一定時間以上滞在したユーザ、リスティング広告から訪れたユーザ、コンバージョンページを通過したユーザなど、任意のセグメントでのサイト内行動だけを抽出してレポート化し、詳細に分析することが可能です。


レポート機能は、「現状把握」「課題解決」「詳細分析」「広告効果」などに分かれており、解析レベルと目的に合わせて柔軟に選択可能です。
「現状把握」レポートは、解析ノウハウが組み込まれたレポートパーツ群で、基本的な解析テーマに則したレポート構成になっているため解析初心者でも簡単にサイトの状況を把握できます。
「詳細分析」レポートは、任意の視点で細かく掘り下げてデータを分析することが可能です。


また、従来のタグ方式やWebビーコン方式のアクセス解析ツールは、運用途中に解析視点が変化した場合は、その都度タグやWebビーコンを修正する必要があるため非常に手間がかかります。
これに対して、「RTmetrics SaaS Edition」は、ユーザ行動の全データを詳細なレベルで保持し、解析条件に応じてデータを再集計してレポート生成を行うのが特長で、解析の視点を追加・変更しても、タグを修正・加工する必要がありません。
さらに、過去に蓄積したデータも含めて再集計してレポートされるため、解析ニーズの変化に柔軟に対応します。


オーリックは、従来のライセンスモデル、およびiDCサービス業者へのOEMモデルに、今回SaaSモデルを加えて、より幅広い多様なユーザに、高度なWebアクセス解析ソリューションを提供できるようになりました。
「RTmetrics SaaS Edition」は、サイトの規模、解析項目の設定数などに応じて「エントリープラン」「スタンダードプラン」「パワーアッププラン」の3種類があり、目的、予算に応じて選択でき、月額利用料は10万円(税別)~です。オーリック直販ならびにパートナ経由で販売し、初年度150社への販売を予定しています。


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■「RTmetrics SaaS Edition」の販売について
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販売開始 : 2008年5月12日
サービス提供開始: 2008年5月12日(予定)


販売経路 : オーリックおよび販売パートナ
サービス提供者 : オーリック・システムズ


販売価格 :
初期費用 20万円 (税別/全プラン共通)
月額利用料 月間300万PVまでのエントリープラン 10万円(税別) ~


※初期費用には、レポートアカウントと専用タグの発行、ヒアリングシートを基にレポート環境を構築する環境設定費用が含まれます。(レポート環境の構築とは、ドメイン登録、エリア登録、除外IP設定などを含みます。)
解析対象コンテンツへのタグ実装や動作確認テスト、レポート閲覧の為のレポート諸設定は、お客様で実施いただきます。
※解析要件レベルに応じて、「エントリープラン」「スタンダードプラン」「パワーアッププラン」の3種類の利用プランを用意しています。月額利用料金は、それぞれ計測対象の月間PV数により異なります。
※月額利用料金には、「RTmetrics SaaS Edition」の解析レポート環境の利用料、メールによるサポートサービスの利用料を含みます。


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■「RTmetrics SaaS Edition」の主な特長と機能
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(1) アクセス解析指標だけでなく、ユーザ行動を把握することが可能
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アクセス解析の基本的な指標がユーザ行動軸(サイト訪問→滞在→ゴール達成→再来訪)により整理されており、さらに「ユーザ分類機能」により流入元サイト、検索ワード、入口ページ、通過ページ、滞在時間、新規リピートなどの切り口を用いて任意の抽出条件(セグメント)を設定し、セグメント毎のユーザ行動傾向の分析が可能。これにより、PVや直帰率、滞在時間などのアクセス解析指標だけでなく、レポート閲覧時に任意のユーザセグメントがサイトに訪れて目的を達成したかどうかを主眼として、行動傾向を分析することが可能。


(2) 大きな視点と細かい視点で分析可能な充実したレポート機能
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解析ノウハウがプリセットされている現状把握レポートにより、解析初心者でも素早く現状を把握し、課題解決に向けた対策が可能。解析上級者は、日々の現状把握に加え、豊富なレポート群を組み合わせて、ユーザ行動の把握を目的としたさらに細かい視点でのデータの掘り下げが可能。


(3) タグ方式でありながら、導入・運用が容易
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共通タグ(※)により、ユーザの詳細な行動データを保持する方式のため、コンバージョンやセグメントを意識した解析を行う場合でも、特別なタグの設定が不要。運用途中で分析視点を追加・変更しても、タグの修正・加工が不要で、過去に蓄積した分も含めて新しい視点で再集計して解析可能。
SSLサイトも非SSLサイトも共通タグ(※)で解析可能。
※一部動的に生成されるページおよび、Flashサイトにおいては、変数の埋め込みが必要です


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■「RTmetrics」ラインアップ
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今回の発表により、「RTmetrics」は以下の3つの方式で販売し、
より幅広く多様なユーザニーズにお応えします。


(1) 「RTmetrics License Edition」 (初期ライセンス費用+保守費用)
解析手法:パケットキャプチャ / タグ / 生ログ
対象規模:月間 数百万PV~


(2) 「RTmetrics SaaS Edition」 (月額従量課金)
解析手法 : タグ
対象規模:月間 数十万PV~ 500万PV程度


(3) 「RTmetrics OEM Edition」 (月額固定)
解析手法 : パケットキャプチャ / タグ
対象規模:月間 数十万PV~

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■オーリック・システムズ株式会社について
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(リンク »)
オーリック・システムズ株式会社は、2002年4月に設立し、大規模Webシステムに対応可能なパケットキャプチャ型のリアルタイムアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics」、URL/個別アプリケーション毎の応答性能や品質を監視するシステム部門向けアプリケーション「RTbandwidth」など「RTシリーズ」の販売およびサービスを提供しています。「RTシリーズ」は、国内358社(2008年4月時点)のWebシステムで活用されており、iDC(データセンタ)ユーザを含めると、発行ライセンス数は15,850MU(2008年4月時点)に及びます。本社(1996年設立)は米カリフォルニア州パサデナにあり、多くの大規模ユーザが「RTシリーズ」を導入しています。
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