エイケア、「MailPublisher X」のメール配信効果測定機能を強化

エイケア・システムズ株式会社

From: DreamNews

2008-05-30 13:00

エイケア・システムズ株式会社(本社:港区北青山、資本金:3億6500万円、代表取締役:有田道生、以下エイケア)は、メール配信システムパッケージ「MailPublisher X」について、クリック数のカウント機能などを強化した新バージョンを5月28日に発売したことを発表いたします。

エイケア・システムズ株式会社(本社:東京都港区北青山、資本金:3億6500万円、代表取締役:有田道生、以下エイケア)は、メール配信システムパッケージ「MailPublisher X」について、クリック数のカウント機能などを強化した新バージョンを、5月28日に発売したことを発表します。読者からの集中的なアクセスに対しても円滑に処理を施すことで、メール配信の効果測定が1日1000万ページビューレベルの大規模サイトでも正確に行なえます。



【バージョンアップの背景】

EC(電子商取引)サイトなどインターネット上でビジネスを展開する企業にとって、メールマガジン(メルマガ)はユーザを自社サイトに呼び込む効果的なマーケティングツールです。純粋に商品やサービスを告知するだけでなく、メール中の特定のURLへのクリック数をもとに、メルマガ中の各コンテンツに対する読者の反応など配信効果を測定し、次の施策に生かすこともできます。


最近では多くの企業がオンラインプロモーションの対象を、従来のPCからモバイルへと拡大するようになり、獲得する会員数が膨大になってきています。さらに昨今では、テレビなどのマスメディアと、モバイルやPCのサイトを連動させたクロスメディアマーケティングを実施する企業も増えてきているため、一時的にサイトへの膨大なアクセスが発生するキャンペーンというのも珍しくありません。こうした状況下で、メルマガの配信システムに瞬間的なトラフィックの急増にも耐えられる配信効果の測定機能が求められるようになってきています。



【メール配信の効果測定手法と、エイケアの対応】

メール配信システムを使用してメルマガで掲載されたURLのクリック数を調べる場合、「リダイレクト」と呼ばれる転送処理を用いるのが一般的です。メルマガには実際に読者に見せたいページのURLではなく、ユーザごとに固有のリダイレクト用URLを掲載し、メール配信システムを経由した時点でクリック数の把握からクリックしたユーザの特定までを行ないます。


しかしトラフィックが瞬間的に急増した場合、URLをクリックした結果を会員データベースに履歴として書き込むなど、リダイレクト処理がシステム全体に与える負荷は過大なものとなり、ユーザへのスムーズなサイト誘導やクリック数結果の正確な把握が行なわれなくなってしまうことが想定されます。


エイケアでは、今後企業のクロスマーケティング活動がさらに活発になる事を見越し、MailPublisher Xのリダイレクト処理をその他のデータ処理とは独立した形で行なえるようバージョンアップを施しました。これにより、従来のメール配信からオンラインキャンペーンなどにおける数百万件規模の大量のトラフィックを伴う配信まで、柔軟に対応できるようになりました。


【新システムの効果】

クリック数のカウント性能が従来バージョンの約3倍に強化されました。具体的には、300万クリックを4時間継続して処理することが可能になり、1日あたりでは、1000万ページビューに近いアクセスの処理が可能になります。


【今後の予定】

エイケアでは今回のバージョンアップによるクリック数測定機能の強化により、MailPublisher Xの適用範囲を、モバイルやクロスメディアなども含んだ大規模なキャンペーンにまで拡大していく方針です。


【その他、アーキテクチャ構成の変更】

l 対応OSとして、「Red Hat Enterprise Linux ES 3 32bit」と「同 ES 4 32bit」のほかに、「同ES 5 32bit(update 1)」を追加しました。

l セキュリティ強化のため、WEBアプリケーションサーバのTomcatを6.0に、RDBMSのPostgreSQLを8.2にバージョンアップしました。


【MailPublisherシリーズとMailPublisher Xについて】

「MailPublisher」シリーズは、特に携帯への配信に優れ、超高速でインテリジェンスなメール配信を可能にしたメール配信ソリューションです。シリーズの一製品である「MailPublisher X」は、自社でメール配信システムを構築する大規模ユーザ向けの高機能パッケージで、主な導入企業にはサントリー様、大塚商会様、エプソン販売様などがあります。


【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

エイケア・システムズ株式会社 営業部

フリーダイヤル:0120-60-9920 FAX:03-5786-2651

Eメール:info@a-care.co.jp


【報道関係お問い合わせ先】

マーケティンググループ 森田、北村

電話:03-5786-2655 FAX:03-5786-2651

Eメール:pr@a-care.co.jp(広報窓口)


【エイケア・システムズ株式会社について】

メッセージングテクノロジを核とした、システムの導入コンサルティングから、ソフトウェア開発、システム運用までのトータルソリューションを提供(システムコンサルティングサービス、システムインテグレーションサービス、ASP、アプリケーションパッケージ販売)。1999年12月設立。2007年9月期の売上高約16億円。


【代表取締役 有田道生について】

早稲田大学大学院 理工学研究科修了。テキサス州立大学オースティン校にて、テクノロジーコマーシャリゼーション修士号を取得。

1999年 現エイケア・システムズの前身となる株式会社ヘルスケアネットを設立。

現在は、メールの信頼性を向上させる「確実に届く」メール配信技術を開発し、一方で携帯メールの利用システムから活用方法まで一括提供するなど、企業と顧客とのコミュニケーションを支援する。
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