Nortel、ユニファイド・コミュニケーション・ソリューションで中国水利部のコミュニケーション・フローを改善

31の地域に分散した職員同士を結び、生産性の飛躍的な向上を実現

ノーテルネットワークス株式会社

2008-07-01 15:00

北京発 - [NYSE/TSX: NT]は、中華人民共和国水利部(以下MWR)が、同社のユニファイド・コミュニケーション・ソリューションを導入し、31の地域と主要7水系に分散する支局を結ぶことで部内のコミュニケーションを改善したことを発表しました。これによりMWRは生産性の飛躍的な向上を実現しています。
中国全土の水資源を管理するMWRは、部内コミュニケーションの改善に着手することを決定し、音声、データ、映像、プレゼンス情報を同一プラットフォーム上で扱うことのできるIPベースのコミュニケーション・プラットフォームを導入することになりました。その後2年間の検討期間を経て、MWRは組織全体にコラボレーションツールを提供できるNortelの統合コミュニケーション・プラットフォームの採用を決定しました。

Nortelのテクノロジーを搭載したMWRの新しいコミュニケーション・プラットフォームは、IP PBXとソフトスイッチを融合したアーキテクチャーをベースに設計・構築されているため、一つのユニファイド・プラットフォームであらゆるビジネスコミュニケーションの配信が可能です。これによりMWRではネットワーク構築と維持費を含む運用コストを大幅に低減することができます。新しい統合IPネットワークによってMWRは、ネットワークにかつてない需要をもたらす「ハイパーコネクティビティー」という新しい時代の要請にも対応できるようになりました。

Nortelのグレーター・チャイナ地域エンタープライズ・ネットワークス部門ゼネラルマネージャーのジェリー・ファン(Jerry Huang)は次のように述べています。「従業員が広域に分散している組織では、効率的なコミュニケーションとコラボレーションを維持することは大変な作業であり、組織の成否がかかっているといっても過言ではありません。Business Made Simple(ビジネスをよりシンプルに)という理念のもと、ユニファイド・コミュニケーション・ソリューションに高い専門性を持つNortelは、この作業の煩雑さを解消しました。MWRはVoIP、マルチメディア会議、インスタント・メッセージング、プレゼンス機能などでインスタントコミュニケーションを実現する堅牢なIPインフラを手に入れたのです。結果として、水利部の職員の方々は、時間や場所を選ばず任意の方法で、シンプルかつ効率的に業務を遂行することができるようになりました。」

今回MWRが実装したユニファイド・コミュニケーション・ソリューションは、NortelのCommunication Server 1000(CS 1000)を中心に構築されています。CS 1000は750を超えるテレフォニー機能を備え、同時に最大22,500台のIPユーザーに対応できる信頼性の高いIP PBXです。MWRでは同時に、SIPアプリケーションの配信機能を持つNortelのMultimedia Communication Server 5100(MCS 5100)も導入しています。これによってIP電話、マルチメディア会議、インスタント・メッセージング、プレゼンス機能などのコラボレーションツールを幅広い機器に対応させることが可能になりました。

Nortelについて
Nortelは、通信技術分野のリーダーとして、BUSINESS MADE SIMPLE(ビジネスをよりシンプルに)という理念を具体化して顧客の皆様に提供します。Nortelは通信事業者と企業の双方に向けた次世代技術により、マルチメディアやビジネスに必要不可欠なアプリケーションをサポートします。またNortelは、ネットワークを簡素化し、人と必要な情報を必要なときに結びつけて、効率改善、迅速化、パフォーマンス向上における障害を取り除くよう技術設計を行っています。Nortelの事業展開は世界150か国以上におよびます。詳しくは、www.nortel.com をご覧下さい。またNortelに関する最新のニュースは、www.nortel.com/news でご覧いただけます。
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