この調査レポートは、この成長はデータサービス機能の向上とリッチメディアコンテンツの拡大、閲覧コストの安さによって牽引されていると見ている。しかし、音声サービスによる収益は、価格競争が激しさをまし、2011年を境に下降しはじめるだろう。
調査レポートの著者であるWindsor Holden博士は、「アフリカと中東の利用頻度の低いユーザにおけるARPUの下落は続くだろうが、音声通信のARPUの下落は、2.5Gと3Gユーザのデータ収益の増加によって補われるだろう」と語る。
また、アフリカと中東では、M-PESAなどのオペレータ主導の支払いや、WIZZITなどのモバイルバンキングプロバイダの取り組みにより、モバイル金融サービスの成長があったが、すでに多くのユーザを獲得している。
調査レポートは、下記についても調査した。
■ アフリカと中東のモバイルユーザー数は、2008-2013年に年平均10.5%で増加する
■ オペレータのサービス収益に占めるモバイルデータサービスの割合は、2008年の9%から上昇して、2013年には24%を占めるだろう
■ サウジアラビアは予測期間中の累積でこの地域で最大のシェアを占め、次いでナイジェリアである
この調査レポートは、アフリカと中東のモバイル市場の6つの主要な地域(エジプト、イスラエル、サウジアラビア、南アフリカ共和国、UAE/アラブ首長国連邦)とこの地域全体の調査と予測、概観、モバイル広告、モバイルエンターテインメントサービス、モバイル金融サービス、モバイル発券などの主要な牽引要因について記載している。
[調査レポート]
アフリカと中東のモバイル市場調査:主要国別市場、2013年までの予測
Mobile Africa & Middle East
Opportunities, Markets & Forecasts 2008-2013
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