米ニコン・プレシジョンでは、情報を容易に検索し、再利用し、複数のフォーマットに対応できるスタイルで文書化するためのソリューションを求めていました。また、その情報は顧客先で必要となることが多いため、技術者が必要なときに簡単に入手できる状態にしておく必要がありました。米ニコン・プレシジョンがサービスマニュアル対応アプリケーションとしてPTCのArbortextを選択した理由は、技術サービス情報の作成、発行、デリバリーのための機能を標準機能として実装しているということです。同社ではArbortextソリューションの導入により、設定は最小限に抑えながら、インタラクティブなイラスト情報が埋め込まれた高品質なサービス情報を短時間で発行することが可能になります。また米ニコン・プレシジョンは、Arbortextソリューションを活用することで、顧客満足度の向上につながる、修理の初回完了率向上と装置のダウンタイム短縮を目指しています。
米ニコン・プレシジョンのグローバル・テクニカル・コミュニケーション部門シニアマネージャーであるダン・ライス(Dan Rice)氏は「米ニコン・プレシジョンは製品を通じて重要なサービスを顧客に提供しています。この考え方の延長線上に顧客満足度の向上という戦略目標が存在しているのです。PTC社のArbortextをサービスマニュアル対応アプリケーションに選んだのは、精度の高いドキュメントの共同編集、管理、出力、ダイナミック配信を可能にする業界初かつ唯一のソリューションであるからです。この革新的な製品情報デリバリーソリューションの実装についてもPTC社の継続的なサポートを期待しています」と述べています。
「情報のクオリティと、製品や顧客の情報をサービス技術者に提供する仕組みは、米ニコン・プレシジョン社のような企業にとって極めて重要な役割を果たします。同社が目標に向かって進むことをご支援できることは光栄なことであり、また、戦略的パートナーとしての長期的な関係を維持していくことを願っています」と米PTC製品・マーケット戦略担当ディレクターのピーター・ベリキン(Peter Velikin)は述べています。
ニコンについて
株式会社ニコンは、1980年以降革新的な製品と技術でリソグラフィーの世界に革命をもたらした企業です。同社は半導体製造向け露光装置の先端企業であり、世界各国で7,800台を超える露光システムを納入しています。ニコンは最も幅広いステッパーならびにスキャナー製品群を有しており、半導体、液晶パネル(LCD)、薄膜磁気ヘッド(TFH)業界向けに製品を供給しています。米ニコン・プレシジョンは北米におけるニコン製露光装置に関わるサービス、トレーニング、導入、技術サポートに加え、営業およびマーケティング機能を有しています。
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米ニコン・プレシジョン (リンク »)
PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品ライフサイクル管理(PLM)、コンテンツ管理、エンタープライズ・パブリッシングの各ソフトウェア・ソリューションを世界50,000社以上の企業に提供しており、その中には製造、出版、サービス、官公庁そしてライフサイエンスなどの産業分野の革新的な企業が含まれます。PTCの株式はNASDAQ市場に公開されており、S&P Midcap 400とRussell 2000の両指標に含まれています。
PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、PLMソリューション製品群「Windchill」、エンタープライズ・パブリッシング・ソリューション「Arbortext」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング・製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト: (リンク »)
* PTCの社名、ロゴマークおよびPro/ENGINEER、Windchill、ArbortextなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。
その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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