調査結果「インターネット従量課金化に8割半が反対」

株式会社アイシェア

2008-09-26 10:00

今年インターネットの利用中に「速度が変わった(遅くなった)」と感じた 経験があるユーザーは5割強。現在の通信速度については、6割弱が「もっと 速いのがよい」と答え、その半数近くが「動画の再生・ダウンロード」時に そう感じている。ネット速度への満足度が高いとはいえないこうした現状で、 従量課金化をどう思うかを見ると、「使わない分安いのであれば賛成!」と したのは1割ほどで、8割半が「定額のままがよい!(従量は反対)」と回答。 渋滞緩和のためアメリカで再導入が検討されている従量課金だが、ライフラ イン化が進む我が国では抵抗が強いようだ。
 インターネット従量課金化に8割半が反対
  ~動画にストレス、ネット速度にADSL6割、光も半数以上が不満アリ
 発表URL: (リンク »)

<調査概要>
現在インターネットは「定額使い放題」が常識となっているが、ネット渋滞
解消策として、通信量に応じ「従量課金」方式を採用する動きがアメリカで
出ている。ネット利用者は現状の通信速度をどう感じ、従量課金への回帰を
どうとらえているのか?20代から40代を中心とするネットユーザー男女415名
の回答を集計した。回答者の回線種別は「光」が49.2%、「ADSL」が36.9%、
「ケーブル」が10.1%、「携帯通信・その他」が3.8%。

インターネットの通信量に応じた従量課金化についてどう思うか?と聞いた
ところ、全体では「定額のままがよい!(従量は反対)」が85.1%とほとん
どの人が「反対」。「使わなければ安いのであれば賛成!」が11.6%、「理
由がわかるので賛成!」はわずか3.4%で、従量課金化には抵抗が強いようだ。
男女別に大きな差は見られなかったが、年代別に見ると20代で90.4%、30代
で87.5%、40代で77.1%と若い年代ほど反対派が多かった。

今年、ネットを利用中に速度が変わった(遅くなった)と感じたことあるか?
との問いには、全体では「ある」が53.3%と半数以上。「ない」としたのは
20.0%、「気にしたことがない」が26.7%だった。経験者は男性50.0%に対
し女性57.5%と、女性の方が高く、年代別に見ると、20代46.2%、30代51.0
%、40代61.0%と、年代が上がるほどアップ。男性より女性、若者より中高
年の方が速度に敏感なようである。

現在の通信速度に満足しているか?と聞いたところ、全体では「もっと速い
のがよい」が57.1%で、「今のままでよい」とする現状満足派を上回った。
利用回線種別で見ると、「ADSL利用」「ケーブル利用」「光利用」それぞれ
で半数以上が「もっと速いのがよい」と回答。

「もっと速いのがよい」と感じるのはどんな時かを選択してもらったところ、
全体では「動画の再生・ダウンロード」が44.7%と最も多く、次いで「ファ
イルのダウンロード」が23.2%。「WEB閲覧」が18.6%だった。「動画の再生
・ダウンロード」は男性で48.1%、20代で57.1%と、特に男性と20代で多く、
利用回線種別で見ると、「ADSL利用」では半数を超え、「光利用」において
も44.1%を占めた。ちなみに「ケーブル利用」では「ファイルのダウンロー
ド」が39.1%、「WEB閲覧」も26.1%となっており、他の回線ではあまり意識
されないものが高かった。

<調査データ>
・利用にあわせた従量課金化について、あなたはどう思いますか?
・ネットを利用中に速度が変わった(遅くなった)と感じたことありますか?
・現在の通信速度に満足してますか?
など

※男女別、年代別に集計

詳しくはWEBをご確認下さい。

<調査概要>
有効回答数:415名
調査日:2008年9月9日~11日
男女比:男性:56.9% 女性:43.1%
年代比:20代:12.5% 30代:50.1% 40代:28.4% その他:8.9%

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 「インターネット従量課金化に関する意識調査」

 ◆詳細はURLからご利用下さい.画像などはご自由にご利用下さい。
   (リンク »)
  アイシェアのリサーチ情報公開サイト「rTYPE」
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■リリースについてのご連絡先
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 広報担当:佐藤みつひろ/いげた祐樹/白川翔一
 TEL:03-6661-1944  FAX:011-640-4775
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 ※<@>を@として下さいませ。

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