注目のセッションはまず初日の「基調講演」(K-1、10月15日午前10時から)だ。
ポリ乳酸で世界市場を制した、米NatureWorks社の新CEOが来日、講演を行う。同社は帝人の出資を仰ぎ、いよいよ国際戦略に打って出る。どんな戦略を開陳するのか、注視すべきである。
次世代のバイオプラスチックとして注目される「バイオマスからのポリエチレン生産」(E-7、10月16日午後3時から)も一押し。本邦で初めて、ブラジルのブラスケン社がトウモロコシから製造したポリエチレンの詳細な技術内容を発表する。バイオマスを原料に石油化学のコンビナートをそのまま活用できる可能性を秘めた、正に技術突破の典型事例です。
今回のBioJapan2008の特徴でもある、技術を買うバイサイドの企業による講演もある。折角シーズを持ちながら事業化できないのは、ニーズを知らぬため。直接、バイオプラスチックのビッグユーザーの意見を知る貴重な場となる、
「ユーザーから見たバイオプラスチックへの期待」(C-3、10月15日午後3時から)には、トヨタ自動車とNECの担当者が講演します。必見です。
また、バイオプラスチックの世界の規制・支援や市場動向を日米欧の担当者が議論する「バイオプラスチック、パネルディスカッション」(D-11、10月17日午後3時から)も見逃せません。
バイオジャパン2008に行けば、再生医療や細胞工学技術を最先端からライセンス、そして事業化の総てが分かります。会期中に、個別面談が可能となるビジネスマッチングシステムも無料で稼動いたします。是非ご利用下さい。
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どうぞ皆さん、会場でお会いいたしましょう。
Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
日経BP社事業局 バイオジャパン2008運営事務局
担当:上田、三澤、笹川
TEL: 03-6811-8084 FAX:03-5421-9170
E-mail: bio08@nikkeibp.co.jp
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