中外製薬、総勘定元帳データなどの財務会計データの有効活用にDr.Sum EAを採用

迅速な経理レポート作成と運用工数削減を10分の1の導入コストで実現、

ウイングアーク1st株式会社

2009-02-23 10:00

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、革新的な新薬を継続的に研究・開発する中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、以下 中外製薬)が、総勘定元帳およびや予算実績管理に関わる財務会計データの効率的な有効活用と経理レポート作成にかかる工数削減を目指し、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用、迅速なデータ把握による業務の効率化を実現したことをお知らせいたします。


 ロシュ・グループとの戦略的アライアンスによるシナジーにより国内外において革新的な新薬を継続的に研究・開発する中外製薬は、親会社であるロシュ・グループ基準の財務報告と日本基準の財務報告を同時に処理する必要があり、集中する作業負荷の改善と工数の削減が課題とされていました。具体的には、ERPのデータだけでは対応できない表示組替やさまざまな財務報告書、マネジメント層向けの各種予算実績レポートなどを迅速かつ正確に作成することが求められていました。そこで、基幹システム上の約3450万件の数年分の総勘定元帳データ、および約2,100万件の予算実績管理データを効率的に分析する仕組みを構築するにあたり、「容易な操作性」「高い集計パフォーマンス」「サーバライセンス体系」を評価し、Dr.Sum EAを採用しました。
 ビジネス活動のプロセスの可視化やデータやナレッジの共有にITシステムの最大限の活用することに取り組くむ同社は、3ヶ月という短期間で開発をすすめ、2008年6月に総勘定元帳の大量データを処理する非定型レポート作成の一次コンテンツを稼動開始しました。その後、2009年2月には、中期計画や年度、四半期情報に関連する予算や計画データと連携したレポートも本稼動しています。

 
 これまで同社では、ERPシステムから経理財務の明細データを抽出し、担当者ごとにMicrosoft WordやExcelで加工、これら財務経理系の各種資料を部門サーバで保存していました。Dr.Sum EA導入後は、勘定項目別、年別など、容易な操作で合計5,550万件以上のデータを約10秒で集計することができ、財務会計系のデータ集計に関わる工数の削減をはかったことで、業務の効率化を実現しました。また、データをDr.Sum EAで一元管理し、情報を共有することで、内部統制やJ-SOX、監査の要件対応のため行われている情報漏えい対策やデータの信頼性の保持につながっています。

 
データ活用環境のさらなる展開を目指す同社では、ユーザ数が増えても追加のコストが発生しないサーバライセンスの料金体系のDr.Sum EAを採用したことで、今後の運用コスト負担を抑えたシステム環境を構築しました。また、他のツールを採用した場合の約10分の1の導入コストでシステム構築を実現しています。


 今後は、より精緻かつ柔軟な予算実績管理や計画策定を支援するため、R&Dや営業の製品ライフサイクル管理や損益分岐点のシミュレーションのための機能補完など、Dr.Sum EAを活用したデータの有効活用を推進していく予定です。


 なお、「中外製薬株式会社様に学ぶ!ERP導入企業における効率的なデータ活用法」と題して、事例講演セミナーを以下の通り開催いたします。


タイトル:中外製薬株式会社様に学ぶ!ERP導入企業における効率的なデータ活用法
概 要:社内のERPシステムなどに蓄積するデータを活用すれば、今まで見えていなかった無駄なコストを発見したり、作業効率の改善を図ることができます。本セミナーでは、実際にERPとBIの融合に成功した中外製薬様によるBIシステム構築までの課題とシステムへの期待、導入後の効果、そして、実際の活用法について出し惜しみなくご紹介させて頂きます。
開催日:2009年2月26日(木)
時間:14:00-17:00(受付開始 13:30)
受講料:無料
定員:40名
会 場:ウイングアーク テクノロジーズ セミナールーム
東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
お申込みURL: (リンク »)


[中外製薬について]  (リンク »)
設立:1943年3月
所在地:東京都中央区
事業内容:医療用医薬品の製造、販売および輸出入を展開。「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献する」ことを企業ミッションとし、今までにない医薬品を今までにない力で創り出すことを目指す。ロシュ・グループの最重要メンバーとして、国内外において革新的な新薬を継続的に研究・開発する中外製薬は、国内トップクラスの新薬開発パイプラインを有している。


[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「StraForm」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化


[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:83億円(2008年2月期)
従業員数:161名(2008年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)


<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:drsum@wingarc.co.jp


※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]