今後5年間で、携帯電話の本質が大きく変化するだろうと、米国調査会社インスタット社は報告する。モバイルブロードバンドの普及が進み、オペレータはデータ中心のデバイスを提供するようになり、AppleのiPhoneの影響で引き起こされたモバイルデバイスの使用性能の改善によって、携帯デバイスの設計を発展させている。
「消費者は、統合デバイスの複雑さに我慢ならなくなってきている。機能の増加が使用感を損ねている。端末ベンダやモバイルオペレータは、統合デバイスの性能や機能の増強を進めるに当たって、直接消費者に恩恵を与えられるように、もっと慎重に見極めなければならない」とインスタット社のアナリストDavid Chamberlain氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 携帯電話へのWi-Fiの搭載はますます進み、2012年には3億台以上の販売数になるとインスタット社は予測している
■ スマートフォンの年間販売数は、今後5年で2倍以上増加する
■ 2012年までに、ビデオコンテンツを受信できる携帯電話の年間販売数は5億以上になるだろう
■ インスタット社のtechnology adoption panelの1500名以上の個人を対象にした調査によれば、回答者の約60%が、携帯電話でVoIPにWi-Fiを利用することに興味があるまたは既に利用していると回答した
インスタット社の調査レポート「米国の携帯電話、情報端末、スマートフォンの今後:ユーザが選ぶ機能と市場予測 - Future Cellphones: Diverging the Converged Device 2008–2012」は、セルラーデバイスの世界市場を調査している。消費者調査の結果も記載し、まずは北米市場から多くの端末や機能や利用の変化の方向性を示している。さらに、携帯電話の複雑化する機能に触れ、コストは上がるが消費者にとってのメリットが向上していない状況を説明している。
【調査レポート】
米国の携帯電話、情報端末、スマートフォンの今後:ユーザが選ぶ機能と市場予測
Future Cellphones: Diverging the Converged Device 2008–2012
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