「無線ネットワーキングの認知度はたしかに高まっている。無線技術は、セキュリティや認識などに関する諸問題を解決し、導入しやすくなり、メンテナンスの頻度も減少し、導入コストも安くなってきている」とVDCリサーチグループ社のJim Taylor氏は語る。
出荷数の多くを占めるのは、無線イーサネット(IEEE802.11規格)接続の製品である。中でも、IEEE802.11g規格が、現在最も人気がある。その次は、プロプライアタリのプロトコル(主に2.4GHzと800/900MHzバンド)である。2007年には、プロプライアタリネットワークは世界の無線ネットワーキングインフラ市場の調査した製品の37%を占めていた。規格に準拠したネットワーク利用への移行が期待されているが、プロプライアタリネットワークの出荷数は2012年にもまだ29%以上あるだろう。これは大きなシェアである。
「多くのサプライヤが、セキュリティは技術的な問題ではなく、アプリケーションの問題であるとしているが、プロプライアタリネットワークが規格タイプよりも安全であるという考え方がまだ残っている。これこそ、ユーザがプロプライアタリネットワークを使用し続けている主な理由である」とVDCリサーチグループ社の調査主任のLadd Bodem氏は語る。
【調査レポート】
世界の産業用ネットワーク市場情報サービス:第1-A巻 南北アメリカの無線ネットワークインフラ製品
INDUSTRIAL NETWORKING: 2008 GLOBAL MARKET INTELLIGENCE SERVICE
第1-A巻 南北アメリカの無線ネットワークインフラ製品
VOLUME 01A: AMERICAS WIRELESS INDUSTRIAL NETWORKING
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第1-B巻 EMEA地域の無線ネットワークインフラ製品
VOLUME 01B: EMEA WIRELESS INDUSTRIAL NETWORKING
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第1-C巻 アジア太平洋地域の無線ネットワークインフラ製品
VOLUME 01C: ASIA-PACIFIC WIRELESS INDUSTRIAL NETWORKING
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