10年以上も消費者心理は弱いままだが、デジタルラジオの世界市場は2007-2008年に前年比85%で成長したと、米国調査会社インスタット社は報告する。アジア太平洋地域、特に韓国は、この成長の主要な牽引要因である。
「2009年になって、先進国の経済は不況による大きな影響を蒙っている。しかし、アジア太平洋地域では、デジタルラジオの出荷数が増加している。これは、中国やインドなどの人口の多い国では、小規模な普及であっても、世界の出荷数に与える影響が大きいということによるものである」とインスタット社のアナリストStephanie Ethier氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 世界の衛星と地上波のデジタルラジオは、併せて2012年に5500万以上の出荷数になるだろう
■ この市場の半導体デジタルラジオ集積回路(IC)の主要なサプライヤは、Frontier Silicon、NXP、ST Microelectronics、Texas Instrumentsである
■ 地域毎に、様々なデジタルラジオ放送規格が開発されている。iBiquityのIBOC技術、Eureka 147(デジタル音声放送/DABともいう)、地上波統合サービスデジタル放送(ISDB-T)、衛星デジタル音声無線サービス(S-DARS)、デジタルマルチメディア放送(DMB)などがある。
インスタット社の調査レポート「世界のデジタルラジオ需要分析:デジタル音声放送(DAB)概観、国別状況、将来予測 - Worldwide Demand for Digital Radio Continues to Rise」は、衛星や地上波などの世界のデジタルラジオ市場を調査している。世界の主要な国々の主要なデジタルラジオ開発、地域毎・衛星/地上波毎の出荷数・平均価格・収益予測、米国の衛星ラジオ加入者予測、主要デジタルラジオIC企業のベンダプロフィールなどを記載している。
【調査レポート】
世界のデジタルラジオ需要分析:デジタル音声放送(DAB)概観、国別状況、将来予測
Worldwide Demand for Digital Radio Continues to Rise
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