SIP中継方式は2013年までCAGR89%で成長し、ホステッド統合通信は力強いVoIPサービスの成長に伴って立ち上がる

株式会社データリソース

2009-05-20 14:00

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、世界の 市場に関する調査レポートを刊行しました。
カリフォルニア州キャンベル、2009年5月4日
米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の年2回刊行する調査レポート「VoIPとUC(統合通信)サービスと加入者」は、VoIP/VPN/IP接続、IPセントレックスやIP PBX管理、SIP中継方式、IP統合通信接続、ホステッド統合通信サービスを追跡調査している。この調査レポートを購入すると、最新の主要サービスプロバイダのランキングや長期的な成功のポジショニングを記載しているインフォネティクスリサーチ社の新しい「VoIP Service Provider Leadership Matrix」も閲覧できる。この調査レポートの2009年上半期出版号が注目しているのは、下記のとおりである。

主任アナリストDiane Myers氏の注目点
住宅と企業の両方におけるVoIPサービスの需要は、サービス料金が引き下げられたのため、不況にもかかわらず成長し続けている。そのため、2008年のVoIPサービス市場は33%で順調に成長し、308億ドルとなった。2009年第1四半期、サービスプロバイダは、IPセントレックスが前年同期比40-50%の成長をみ、アウトソーシングや管理サービスの需要の堅調ぶりを示した。インフォネティクスリサーチ社は、管理統合サービスの市場が立ち上がって、世界の収益は2009-2013年に倍増し、SIP中継サービスの収益は2008-2013年にCAGR89%の成長となるだろうとみている。

市場調査レポートのハイライト
*VoIPサービス収益の多くを住宅向けサービスが占めるが、2008年はビジネス向けVoIPサービス収益の成長が住宅向けを上回った
*2008年に、IP PBX管理とホステッドIPセントレックス/統合通信サービスの収益が、ビジネス向けVoIPサービス収益全体の3/4を占め、IP接続サービス収益はバランスの取れたものだった
*2008年に世界を主導したVoIPサービスプロバイダは、NTT、France Telecom、Comcast
*フランスのように、規制緩和がVoIPに大きな役割を果たす国々もある。フランスでは、世界中への固定電話から固定電話への通話はたった0.02ドルしかかからないので、SkypeなどのPCベースのサービスは必要ない
*中南米の住宅向けVoIPサービスは、この数年間力強く成長してきており、特に2008年のNetFoneの加入者数が180万人であったEmbratelのあるブラジルの成長は大きかった
*2008年の世界の住宅向けVoIPサービス加入者数は1億600万で、その多くは競争的オペレータや既存のキャリアが加入者を競って激しい競争を繰り広げているEMEA(欧州・中東・アフリカ)、アジア太平洋地域の加入者である
調査レポートの概要
この調査レポートは、住宅向け/SOHO向けのVoIPサービス、ビジネス向けVoIP統合サービスの、世界と地域毎の市場規模と2013年までの予測と分析と、住宅向け/SOHO向けのVoIPサービス加入者数を提供している。ホステッドIPセントレックス/ホステッド統合通信サービス、IP PBX管理、IP接続(VPN/IP音声接続、SIP中継、IP統合接続)などのビジネス向け音声サービスも追跡調査している。

AT&T、BT、Cablevision、Charter、Comcast、Cox、Embratel NetFone、France Telecom、Free、KDDI、LG Dacom、LibertyGlobal、neuf cegetel、NTT、ONO、PCCW、Portugal Telecom、Rogers、SK Broadband、SoftBank、Tele2 Netherlands、Telecom Italia、Time Warner Cable、Vonageなどの多くの企業の、地域の消費者向けVoIP加入者の市場シェアも記載している。

この調査レポートを購入すると、最新の主要サービスプロバイダのランキングや長期的な成功のポジショニングを記載しているインフォネティクスリサーチ社の新しい「VoIP Service Provider Leadership Matrix」の閲覧もできる。


◆調査レポート
VoIPとUC(統合通信)サービスと加入者
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◆米国インフォネティクスリサーチ社について
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